お茶日記:栗が美味しい季節です。金木犀の香りが漂い始めました。
お稽古日記 2023年10月14日
東京はこの2日間くらいで街中に金木犀の香りが漂うようになって来ました。
床の間には、つぶつぶの紫色の実🟣が可愛らしい、紫式部。
帰り路に調べると、紫式部は英語でJapanese Beauty Berry と呼ばれているらしい。姿はまさに。
今日のお稽古は木地の大板に運びでした。
木地の大板は即中斎宗匠のお好みとのこと。
大板は棚と同じ飾り方で、柄杓とフタ置きを風炉の左側に置いて帰るのですが、いつものごとく忘れていました。
そんな中、今日はI先輩が、川上屋の「くり壱」というお菓子を持ってきてくれました!
川上屋は言わずとしれた、岐阜県恵那市の名店です。
レベルの高い栗🌰のお菓子を作っていらっしゃいます。
これまでも、川上屋の栗きんとんはよくいただいていました。
今回のくり壱ははじめて食べましたが、他では食べられない味わいで、最高でした。
というのも、岐阜県といえば朴葉味噌(ほおばみそ)が郷土料理として有名ですが、その朴葉で栗きんとんと蒸し羊羹を包んでいるんです。
ひと口食べた時に、少しスパイシーな香りが口の中に広がり、おおっ!?っと、その香りがどこから来ているか探す楽しみを味わいました。
世の中には美味しいものがたくさんありますね。
今は栗が美味しい季節の真っ最中!
みなさんは今年、どんな栗のお菓子を食べましたか?
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