
色んな愛のかたちを教えてくれるオススメ本たち
最近は長い文章からは距離をとっていたのだけど、秋の夜長にと久しぶりに本を読みました。
(結局2日で読み終わっちゃった)
「汝、星のごとく」 凪良ゆう

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
幸せのあり方・色んな愛のかたち
それらは他人がジャッジできるものではない。
そういったメッセージを感じられる凪良ゆうさんの作品が好きです。
ちょっとネタバレになりますけど、、
暁海ちゃんと櫂くんは「木綿のハンカチーフ」の歌詞みたいな二人でしたねぇ。
二人それぞれの視点から語られるので、
すれ違っていく思いがなんとももどかしい。。
ラストどうなったかは・・ぜひお読みください 笑
個人的には北原先生が好きでした。
(あの愛情と合理性の同居っぷりが)
こういう作品に触れると
自分の中にあった色んなもの、
家族という縛りに対する複雑な思いとか、
しまっていた感情とか、
あれこれ引っ張り出されて「うわぁー」ってなるので忙しい。
グシュグシュいいながら読んだおかげで頭痛いですけど、何かが救われた気もする。
なんとなく普段はあまりしない揚げもの(からあげ)を自分のために作ってあげて、チューハイとともに余韻に浸っております。
(ラストがさぁ 泣)
他にも、幸せのあり方・色んな愛のかたち
という意味でオススメなのは↓
・流浪の月
・神様のビオトープ
・そしてバトンは渡された
・八日目の蝉
・本ではないけど、坂元裕二さん脚本のドラマシリーズ
(映画化されているものも多いです。
私はどちらかと言うと原作が好きですが・・
映画は映画の良さがありますので。)
次に読みたい本↓
・52ヘルツのくじらたち
秋の夜長に、気になるものがありましたら
いかがですか?

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