わたしのレッスンノート*抑制*
・今日のおはなし
わたしの中心から〜今ここを活きる。
アレクサンダーテクニーク
(自分のつかい方)を
分かち合いたく、綴っています。
とアレクサンダー氏はいいました。
と片桐ユズルさん(恩師)から教わりました。
このことを実践してきたことで
わたしに大きな助けとなりました。
溜めていた感情も
凝り固まっていた心身も
解かれていったからです。
しかし、あるときからだんだんと
葛藤や満たされない何かが募り始めて
しんどくなってきました。
当時はそれがよく分かって
いませんでした。
アレクサンダーテクニークの原理の一つに
“抑制(inhibition)”というのがあります。
これは、抑圧するということではなく
習慣や思い込みから
目的達成(end-gaining)へと
反応し続けるのを
間をおく。ひと呼吸する。
ことで、“やめる(non-doing)”
という意味合いです。
わたしはこのやめていくことで
習慣や思い込みをも
知らずしらずのうちに
否定していたのかと気づきました。
習慣や思い込み
それ自体わるいものでも何でもありません。
“刺激”に対する“反応”として起こるものです。
ただ、
自動的に反応し続けるのをやめるだけ。
今はどうしてるのかというと
からだのいきたい方向性(direction)を
くり返し、思うことで
いつもの習慣や思い込みが
あらわれても否定せず
流れのある中で〜
ただ、あるのだなあと気づく。
心身に“痛み”や“”違和感を覚えても
「何をしているのか」
に執着して、原因を探すのではなく
(探求するのはまた別のことです)
代わりに
(からだのいきたい)方向性を
くり返し、思うことで
ああ、こんなことしてるなあと気づく。
“気づく(awareness)”ことで
“やめる(non-doing)”こともできます。
プライマリーコントロール
(協調作用・統合機能)を
活性化するなかで、気づきもやってきます。
習慣や思い込み、緊張も減っていきます〜
否定しなくても、探さなくてもいい。
習慣や思い込みをも含むことで
留まることなく〜学習が廻り始めています。
25/5/2022,mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますように :)