わたしスペース*固有感覚⑵*
おはようございます :) 今日のおはなし
わたしと在るため
アレクサンダー・テクニーク
(自分の在り方)を実践しています。
以前、みどりさん(先生)にトレーニングクラスで“固有感覚”の話がありました。
そこで紹介された本を
この巣ごもり期間にコチコチと読みました。
筆者の脳神経科医のサックス博士は、
映画「レナードの朝」でも名の知れた方です。
"レナードの朝 - Wikipedia" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E6%9C%9D
脳に弊害があることで、ふしぎな症状を抱える患者たちの症状だけを見ているのでなく、
相手(患者)の前後や背景といった
文脈までも推測しながらかつ、
あたたかい眼差しを向けているのが印象にあります。
患者たちは、自分や人を認識できなかったり、支離滅裂で脈絡のない言動をしてしまうのですが、
視覚や記憶をたどったり、絵を描いたり、
音楽や歌ったり、自然や数に戯れたり、
祈ることで…
落ちつきをもった
一つの統合された人物となりえます。
わたしに下の息子は
自閉っ子(自閉スペクトラム症)でもあります。
とくに、ことばでのコミュニケーションや
変化が苦手で、コダワリがあります。
(わたしにもそういった面はありますが)
視覚から物事をとらえることには、長けていて、ことばでうまく伝えられるまでは
絵やカード、でコミュニケーションをしていました。
周りのことが色いろと気になると、
ことば(声かけ)がなかなか耳に入りません。
興味あることへの集中力はつよくて
レゴ・ブロックでカチャカチャと
あっという間に立体造形物(ロボットや飛行機、ハウルの動く城など…)を作っています。
その時の息子の様子は
「ムズい(難しい)」
と言いながらも
組み立てては、外したりと
既に何かイメージがあるようです。
一つに統合されていて、
こちらは見守っていたい気持ちとなります。
ああ、こういうことなんかな。
と本を読みながら、思いました。
わたしとはまた違う特性をもった
息子に関わるときに
どう世界を認識しているのだろう
と共感はできないけど、理解をしたい。
そして、理解した上で、関わっていくと
うまく反応がかえってくる☆
困り事ではなくなるし、
生きづらさも減ってくるのでは。
相手を理解するために
どう認識しているのか
という相手をみて、
関わりを工夫していくことは
大切なことと思います。
27/2/2022
よんでくださって、ありがとうございます:)