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*フォルダ*

・今回のmemo

わたしたちは
言語(ことば)と非言語(体験)の
ふたつの世界を生きる両生動物です。

人間は「両生動物」のように、
「なかば直接的経験のなか、なかば抽象的観念のなかで生きていて、大半の時間をわれわれはこの二つの世界を最悪に利用しようとあくせくしている」

とオルダス・ハクスリーはいいました。

わたしたちは
ハクスリーのことばを用いると

ふたつの世界を最善にする必要があります。

例えば、自分の思う「花」(指示物)を
「ことば」で人に伝えるとき。

「ことば」だけで説明するのではなく、

自分の思う「花」(指示物)を
「体験」しながら、それに「近いもの」を
「自分のことば」で人に伝える。

ことばに意味がくっついているのではなく、
アタマ(指示作用)がことばと指示物をむすびつけているのです。大ざっぱにいえば、
ことばの意味は指示物です。

「体験」だけでも
「ことば」だけでもなく

「ことば」と「体験」を
いったりきたりしながら〜
学習をすすめていきます。

アレクサンダーテクニーク(自分のつかい方)で「体験」したことをフィードバックにて
「ことば」にして抽象化することで、

人に伝えたり、あとから自分でも
とり出しやすくなります。

パソコンでいう「フォルダ」のようです。
クラウドから、必要な時にとり出すように。

わたしの場合、ブログ(note)でも
それをしているのかと思います。

フォルダ名(テーマ)を付けて
教わったこと、気づきなどを綴ります。

若かりし頃は、
アレクサンダー・テクニークにて
「体験」してきたことを
「ことば」にしてきませんでした。。。

いいものを伝えたい気もちはあっても
うまく「ことば」では伝えられず…
もどかしさを感じてきました。

「体験」だけ
自分のなかに雲のようなものが
いつも漂っている感じでした☁

今は「体験」を
「ことば」にするよう、心がけているので
自分のなかの雲は流れていっています〜☁

2024/3/25/mayumi@kyoto



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