ネトウヨはHSPになれるか?
わたしは自己紹介で書いているように「アホなのでほぼネトウヨ」です。
ネトウヨとしての思想形成は、主にサヨクの人たちの言動と著作によって行われてきました。
わたしの子供時代は「サヨクでなければアホか人でなし」という時代でした。
「若い頃に革新思想に共鳴しないようでは人間としてだめ。
中年になって保守派にならないのはバカ」
という意味の格言もあるようです。
世の中から戦争を無くし、
貧富の差を是正し、
男女の差別を撤廃しよう、
と少しでも思う人ならサヨクにならないではいられない。
なぜなら、それらを実現できるのは、日本が社会主義の国になったときだから。それは、人類がみんな幸福になれる世界共産主義体制の実現への一歩でもある。
そう言われると、いい話だなとは思ったのですが、ひねくれた子供だったのか、「ほんまかな?」という疑念がむしろムクムク湧いてしまいました。
もしかしたら、体質的に逆張りなのかもしれません。
とにかく、もっともらしいことを言いながらやってることは古くさい大人のサヨク、そして、大学教授や評論家のサヨクの人たち(当時は知識人と言われていた)が書いた本を読むにつれて、右傾していきました。
決定打は丸山真男先生の御著書でした。
わたしはヒダリの人の中には、いろいろと教えてもらった先生が両手の指を使っても数えられないくらいいるのですが、ミギの人には誰も先生がいません。
今、西部邁氏と愉快な弟子たちがもてはやしている小林秀雄氏とか福田恆存氏とか山本七平氏とかは、著書をある程度は読んでいますが、先生にはなってもらえませんでした。
こうしているうちに、思想はどんどん右傾化するのに、どこにも仲間を見いだせず、自称としては、ネトウヨしかないなと思うになって今日にいたっています。
ネトウヨ=バカ+老害
という公式もあるみたいなので、自分にはあってるなと思います。
ただし、わたしはデブでもハゲでも、女にもてないわけでもありません。ほんまか?
ネトウヨというのは、サヨクの人たちからの差別用語で、ネトウヨと言われている人たちはネトウヨだと思っていないと思います。
ネトウヨという集団がいるというのも、サヨクの人たちの勝手な思い込みだろうと思います。私がサヨクと言っても、くっきりと枠内に入る「サヨクの集団」が存在するわけではないのと同じです。
さて、このnoteでもネトウヨ批判があると、わたしは好んで読んでいます。その中に、ネトウヨは子供の声を騒音としてとらえないということが書かれてあった。
ネトウヨは次のように思うのだと書いてありました。
>子供の声はそもそも不快じゃなく、むしろ微笑ましい気持ちになる
それで、わたしは、コメントを書き込みました。
でも、しばらく考えて、誰かをネトウヨとしてひっくくるような人は、他人の言葉に耳を傾けないかもしれないなと思い、削除しました。
それが下にある文章です。
ネトウヨにも、いわゆるHSPはいるのです。
(このHSPという言葉もかなり手垢まみれになってきましたが)
わたしはネトウヨですが、子供の声を聴くと○○したくなるくらい、不快です。
子供を〇〇したくなるなんてヒドイ人間だと自己嫌悪にさいなまれていたのですが、精神科医の本に「過敏な人にとって音は凶器のようなもの」とあってなんだか救われる思いでした。
感覚過敏や神経過敏は、病気や障害と言えるレベルのものがあると思います。
かつて授業中の教室を歩き回る児童はただのバカでしたが、今はなんだかんだと病名や障害名がついて対応を練ってもらっているようです。
過敏な人間にも配慮してもらえる、そんな日が来てほしいです。