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ルビを振りまくれ
noteの記事で、文字にルビを振れる機能があることを最近知りました。
私はまだnoteを始めて2ヶ月なので、noteの未知の領域はまだまだたくさんありそうです。
ふりがな。
これは、漢字に大和ことばをあてる、当て字、訓読みなんかが始まりなのかな?
例えば、「海」という漢字が日本に入ってきたときに、私たちの先祖は、
「この漢字は「かい」と読むのだそうだけど、要するに私たちが日頃「うみ」と言っているものの事だよね?じゃあ「海」とも読めるようにしよっか?えっ?ダメなの?もういいじゃん、その方が分かりやすいんだから。」
ってな事を言ってたとか、言わなかったとかは分からないけど、そんな具合に漢字、そしてその意味と自分達の言葉を融合させて、新たな文化を創造しちゃった。
そうすると一つの漢字にいくつかの読み方が生まれてしまって、分かりにくくなってしまう、それの対処法としてふりがなを入れる事が始まったって感じでしょうか。
かなりややこしい事をしていますが、これが日本の素晴らしさですよね。
異文化を受け入れながら、これまでの自分たちの文化と融合させて、その上でどちらも成立させていく。
さらに発展させてしまって、ガラパゴス化するのだって私はアリだと常々思っています。
例えばこんなのも日本語独特の表現方法でしょ?
本気
好敵手
運命
義訓と呼ばれる表現。
義訓(ぎくん)とは、訓読みの一種であり、漢字に固定化した訓ではなく、文脈に合わせて個人的あるいはそれに近い狭い領域においてその場限りの訓を当てることをいう。2文字以上の漢字の組み合わせに対する義訓が固定化され広く用いられると熟字訓となる。
漫画でもルビ芸なんて言われているこの文化は、近年日本だけではなく、海外でも爆発的なANIME人気から、原作漫画を読む人も増えてきており、このような日本語の独特な文章表現に苦しんだり、またはcoolと評価する人もいるようです。
超サイヤ人(ドラゴンボール)
世界(ジョジョ)
この辺りはまだ、そのままの表現で分かりやすい。
ここからはさらにルビ芸は高度な世界に入っていきます。
私の大好きなHUNTER×HUNTERもルビ芸の宝庫です。
ここでは私の好きなものをいくつか。
黒子舞想
玩具修理者
天上不知唯我独損
死亡遊戯
知らない方からすれば、これだけではさっぱりです。(ごめんなさい)
どれもキャラクターや、能力を表しながら、元ネタまでリンクさせるなどして、かなり高度なルビ芸です。
最近の人気作品では葬送のフリーレンの
人を殺す魔法
これが有名みたいですが、みなさんの好きな義訓、ルビ芸はありますか?
さらにセリフや文章では、こんな事もできる。
「地下から出よう、鈴木とは地上で合流だ。」
(これは私が適当に考えました。)
キラキラネーム なんかも、義訓ですね。
騎士
天使
大空
地球
とても良い名前ですが、どんな名前であっても、今の日本では基本的に名前の変更は容易にはできませんので、思春期、社会人、おじいちゃん、おばあちゃんになっても与えられた名前を使用し続けるのだと思うと、名前は赤ちゃんに付けるというイメージではなくて、大人になった30〜40歳ぐらいの姿も想像してつけて欲しいですよね。
ENGLISHだってこんな風に。
My name is Asura.
The weather is very nice today.
これを書いてると楽しい反面、この作業にnoteで挑んだ事がある人なら分かると思いますが結構大変で時間もかかります。
疲れた、、、ので今日はこれでおしまい。
また会いましょう。