今日も朝イチでトイレ掃除
のっけから、テーマに反することを書くようで申し訳ないのだけど、どうがんばっても好きになれない家事がある。それは、トイレ掃除。
何が悲しゅうて、人の排泄物を拭いたりこすったりせなあかんの。便座を持ち上げるときは、毎回ルーレットのよう。裏面に隠されているのは、赤か黒か。黒(汚れている)のときは心底げんなり。ほんまにイヤやー。
トイレ掃除をすると運気が上がるなんて話もあるけれど、ウンを見て運を上げるなんて正気の沙汰じゃない。
けれど、トイレ掃除をしないと、ウンは増えるのに運が下がる。最高級の悲劇に見舞われてしまうが故に、イヤでもなんでもやるしかないのである。
どうあがいても、トイレ掃除の魔の手からは逃れられない。かといって、簡単に好きになれそうもない。そこで。
トイレ掃除を習慣化することにした。
・朝起きたら顔を洗う
・夜寝る前に歯を磨く
と、同じノリで。歯磨きをするのに好きも嫌いもないし、そのときがきたら無意識で歯ブラシを握ってるやん?
同じく、トイレ掃除も「無」の境地でできるようになりたい。好きも嫌いも、楽しいも苦しいもない。そのときがきたら無意識でトイレブラシを握れるように。
諸説あるようだけど。脳の働きとして、21日間続けたら習慣になるんだって。
なので、多く見積もっても1ヶ月!30日間がんばれば、わたしの完全勝利だ。今こそ、不快なるトイレとの戦いに終止符を打つ!
さて。
結果、どうなったか?
トイレ掃除はやっぱり嫌い。
好きも嫌いもない。ということはなかった。やっぱ、誰のかわからん排泄物を拭いたりこすったりするのはイヤだよー。
でもね。
朝トイレに行ったら、「あ、掃除しなきゃ」って思うようにはなった。
条件反射かな?あぁ、パブロフの犬みたいなもんか。「朝イチのトイレ=掃除」という認識は確実に脳に定着してる。
トイレに入った瞬間、はぁーっと思わずため息が出ることもある。けども、そこから「よっしゃー、やったるでー」と腕をまくって掃除をする。それを繰り返す毎日。
トイレ掃除はやっぱり嫌いなままだけど。掃除を終えた後の、なんともいえない達成感と爽快感がクセになってきた。
そうやって毎日がんばっている自分のことも、ちょっと好き。
「家事が好きになる」がテーマだったのに、最後まで好きになれずにごめんなさい!
けれど、がんばってる自分を好きになることで、いつか家事そのものを好きになれる日が来る……かもしれない。来てくれたらいいね。
さぁ、今日もお互いがんばりましよ。
あ、でも週末だからね。サボれるところはサボって……。ご自愛するのも忘れずに!
ではでは、また。
▼この記事は本田すのうさんの私設コンテスト・すのう杯「#私も家事が好きになる」 に応募しています。
すのうさんの熱い想いに応えられているかはわからないけど、自分らしく書けました。
タグを追って、他の方の記事を読むのもおもしろいです。参考になるものや共感できるものもたくさん。
すのうさん、素敵な企画をありがとうございました!