孤独になると人を幸せにできる
「おはなしのプロになることは孤独になること」そんなことを以前記事にした。今思えば恥ずかしいことだが、これを乗り越え始めてきた僕がいま率直に思うことをここに残す。
・孤独になって気付いたこと
自分のために行動している自分を客観視した。以前の自分、特に朝まで寝られなかったあの頃はは完全に自分のことで頭がいっぱいだった。相手のためだと思っても結局自分のためにというベースで考えてしまっていたのだ。
しかしそれは当然のこと。そうやってみんな育っていく。
例えば、この学校に入りたいと思えば、勉強したい科目があったり家から近いなど自分の目的で考える。就職だって、給料が良い、みんなから憧れの目で見てもらえるかも、安定している。習い事や趣味も自分が好きだから自分のためにやってる。
そう、相手のためにと考えて行動する時間がまるでない。僕たちは自分軸で考えて行動する習慣が生まれてからずっと身についているのだ。だから結局自分のためにと行動するようになってしまう。
・まずは自分を幸せにする
自分には最低限何が必要なのかを考えて揃える。これは自分のためでいい。ただ最低限にする。いわゆるミニマリストというものに近いかもしれない。あったら便利というものは手放す(案外そういうものがほとんど)。本当に必要であり好きなものだけにすると圧倒的にものは減り、自分はこれだけあれば幸せなんだと思えるラインが見えるようになる。それより下回れば幸せじゃないし、それを超えすぎても欲が増えるだけ。幸せなラインを見えるようにして、自分はここで充分というところに居続ければずっと幸せでいられるのだ。
・孤独になって見えてくるもの
自分軸から他人軸になる。自分が幸せになれば相手のことを考える時間に余裕ができるようになる。この人が今必要としているものはなんだろうか。これをしたら相手は喜ぶんじゃないだろうか。この思考こそが自分ベースではなく相手のために考えであり、孤独が自分の為から相手のために考えられるようになることだった。
・孤独によって人を幸せにできる
最近コーチングをしたクライアントさんからの感想は「確かに一人じゃここまでできない」と驚いた表情で言っていたのをハッキリと思い出す。普段自分の思いを言葉にできないクライアントさんが、自分が思いを口にできただけでなく具体的な行動をいつまでにやるかしっかり決められたことが嬉しかったようだ。その人が輝いた瞬間だ。
これは自分が幸せだからこそ相手のためにすべてを考えられるということの本質なのかもしれない。僕はこの仕事が好きだし、輝かせられる人を増やして幸せにしたい。ついつい周りに合わせて自分が出せないって人にほど効果がある。
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