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體の芯に熱を作る(YOGAをすること⑯)

今は小寒節、そして間もなく大寒節。
鹿児島は薩摩半島の方でも雪が積もったようですが、大隅半島の我が家の回りはパラパラと風に乗ってほんの少し舞い降りて来ただけの模様。

寒い日が続くと體の芯から冷えてくる。あちこち筋も痛くなって、体調も不安定になってくる。
暫くの間、こつこつとインナーマッスルを鍛えるヨガ中心に切り替える。

船のポーズ(ナバアーサナ)
バッタのポーズ(シャラバアーサナ)
橋のポーズ(セツバンダアーサナ)

どのポーズも誰でも出来る簡単なものだけど、この3つのポーズを行うことで相乗効果は絶大となる。
船のポーズは「大腰筋について(YOGAをするこ⑬)」で書いているので、まずはバッタのポーズから。
うつ伏せで寝て手は万歳の状態のように上へと伸ばす。息を吐きながら、お腹を引き込み恥骨をマットに押し付ける。少しずつ足を持ち上げてキープ。さらに腕を上げながら上半身も反らしていく。胸を広げるようにして。そして、キープ。
バッタのポーズはうつ伏せで恥骨を基点に上半身と下半身を持ち上げるだけのポーズだが、かなり効く。猫背、腰痛、便秘の改善に期待できる。
両手足を上げるのが難しい方は、右足と左手、左足と右腕と片方ずつ上げるやり方でよい。

橋のポーズ。仰向けに寝て両膝を立てる。吐きながらお腹を引き込み、骨盤底筋群も締める。
吸いながら腕、肘、両足裏、頭で體を支え、お尻、お腹背中の順でゆっくりと持ち上げていきキープ。
骨盤底筋群を締める感覚はトイレの大を我慢する、小を我慢するときの感覚で。大を我慢してから小を我慢する。
下ろす時は逆に背骨の上の方から吐きながら、ゆっくりと下ろしていく。
腰回り、骨盤まわりの調整、腹部の引き締めに良い。

この3つのポーズを行うことで體の奥の方に熱が湧いてくる。次の日も驚くほど體の動きが良い。
自分の體のなかに寒さに負けない熱を作る。
この冬の乗り越え方。

今回もご一読ありがとうございます。こちらのヨガとあわせて、體を暖めるおでんや鍋を食べたいですね。冷えは万病の元。暖まって真冬の季節を楽しみましょう。また、こちら3つのポーズは冬に貯めた脂肪の燃焼の助けにもなりますので、春の毒出しが始まる前に脂肪を減らしておくと体調管理も楽です。
皆々様が健やかでありますよう。
ヘッダー写真は噴煙を上げる桜島。マグマのような熱を持ちたいですね。

船のポーズはこちらから。

大腰筋について(YOGAをする事⑬)|terucchiteruteru #note #習慣にしていること

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