マガジンのカバー画像

YOGAをすることvol.1

42
ぼくがヨガをはじめるに至った経緯、 ヨガの気づきと、またはその目的。 日々のヨガと感じたこと。 10個の記事が載ってます。
運営しているクリエイター

2020年8月の記事一覧

ヨガを始めて(YOGAをすること①)

ぼくはヨガをしている。毎日毎日。 体のため。精神のため。そしてヨガ本来の目的のために。 今の日本のヨガ状況だと僕みたいな存在は圧倒的少数で、会社では言えないし、ヨガレッスンに行ってもはじめての合う女性はビックリした目をするし、ヨガを習い始めた最初のうちは家族にも変な風に思われるという完全アウェーな状態なのである。しかし、ぼくはヨガは決して女性だけのものではなく全ての人間のためにあるものだと思っている。 さて、なぜヨガを始めたのかといえば、40歳少し前にして、仕事でストレ

ヨガと瞑想(YOGAをすること②)

前回はヨガを始めるにいたった経緯と、自分の気づきを書きました。今回はその続きを。 ぼくは20歳を少し超えて、大学を出て就職をした。高校を卒業し、大学を出て就職する。レールを敷かれた人生。そのレールの上をとくに深く考えず、疑問をもたず、生きていければそれでいいと思っていた。しかし、思ってもみなかったことがその頃に起こる。就職してすぐの会社の倒産。ストレスと過剰な摂食から来る全身見るも無残なアトピー性皮膚炎。その二つが相まって、社会に対する不安と不信。なぜぼくは生きているんだろ

たまにはお酒も(YOGAをすること③)

今日はお盆中日。仕事は休みである。いつもはアーサナや瞑想の邪魔になるのでお酒は飲まないけど、こんな日はたまには飲もうかな、という気分になる。亡き親父を思って、ぼくが生まれるまでに至るまでのご先祖様からの繋がりを思って。 今日は朝起きてアーサナ。体幹を鍛えるための動きと太陽礼拝を少し。気功の動きも取り入れつつ、最後は柔軟性を高めるアーサナをしてシャバアサナ。一時間少々。眠りの後の体のこわばりがほぐれていくのがわかる。頭もクリアになっていく。 嫁が和洋菓子屋で勤めていてお盆期

真夏のヨガ(YOGAをすること④)

暑い日々が続いた。ぼくは通常、仕事から帰った後、最低一時間はヨガのアーサナをするのだが、ここまで暑いとさすがに時間短縮した方がよい。動きや負荷も少なめにして、逆に呼吸に集中するようにする。ゆっくりと前屈したり、捻転したり、ゆらゆらしたり。そのとき、丁寧に呼吸を入れていく。指先から足先、体中にプラーナが行き渡るように。また逆に吐き出していく。ゆっくりとゆっくりと。肺の中の古い瓦斯を出し切るように。真新しい空気が全ての肺胞に行き渡るように。そしてアーサナとアーサナの間でもシャバア

腰椎分離症とYOGA(YOGAをすること⑤)

ぼくは腰椎分離という病気を抱えている。その事がわかったのは、今から2年と10か月前、今の仕事に就いて1年と3ヶ月、ヨガをはじめてから10ヶ月後の事だった。 ぼくはいままで腰が痛いとか重いとか普通の現代人レベルではあったものの、動けなくなる程の痛みというのはこの時がはじめてだった。この頃から、ストレスが内臓系に来ないようにと、毎日ヨガをするようにはなっていたのだけど、まだまだ、経験浅く自分の体も分かっておらず、重度の腰痛が発症してしまった。 2日目の整体でこれだけやっても痛