見出し画像

約束 〜 I'm alive 〜

ちょうど精神的に限界を超え、死んでしまいたい! と寝込んでいる時のある夢の中の出来事だった。。

私は2階建てのハイツの2階に住んでいる。夢の中でも私は、死んでしまいたいと寝込んでいた。そこに青いTシャツの1人のアメリカ人男性がベランダから入って来て、優しい顔でそっと手を差し伸べてくれた。私は勿論この世の人じゃないと解った。ためらうことなく私は彼の手を握った。すると彼は強い力で思い切り握り返してきた。私は思わず「痛い!」と離した。そしたら彼は、す〜っとベランダから出て行った。私は直ぐにベランダに出て下を眺ると、駐車場で少し先を歩いてる彼が振り返り、とても優しい笑顔で手を振ってくれた。28歳の夏の終わりだった。。


1964年 秋。
大阪府岸和田市の小さな町の産婆さんのおうちで私は産声をあげた。。

産婆さんのお家から近くの2階建てのアパートが 二棟あるアパートの1階の薄暗い廊下を ずーっと歩き 右側のいちばん奥の家が私の家になった。

母はシングルマザーで、市外迄電車に乗って仕事に通っていた。
母の仕事はクラブのホステス。
はじめは、私を連れて行っていて、楽屋みたいな所で私を寝かせて 接客をしていたらしい。
そんなこと、続けてられなくて、京都から両親を呼び 一緒に暮らすことに。。










いいなと思ったら応援しよう!