つながりが生む変革の息吹 関わりしろが地域の魅力に
「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮(ことひらぐう)の門前町、香川県琴平町。江戸中期から盛んになった「こんぴら参り」などで、1988年には年間520万人の観光客が訪れた、県を代表する観光地だ。ただ、同年以降は減少傾向が続き、2019年は263万人。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年は153万人となった。そのような中、同町を「誰もが何度も訪れる町に」と、こんぴら参りの趣と共に新たな魅力をつくり出すプロジェクトが民間主導ではじまった。その一つ、アーティストらが滞在