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別々 家族レジャー

家族でお出かけするのは楽しいものです。ただ、道中夫婦間で揉めてしまい、台無しになってしまう経験もしています。
そこで、先日箱根へ行ってきたのですが、現地での行動を別々にして各自が行きたい場所を満喫する事にしました。

大宮から箱根湯本までの電車は往復とも同じです(さすがにそうじゃないと困るよね)。箱根湯本から先、妻は駅近くのホテルで日帰り温泉とビュッフェプラン(昼寝もできます)、息子と私は彫刻の森を楽しみました。息子が博物館や美術館にはまっていて都内の博物館にはしばしば連れていくのですが、自然の中で思いっきり体を動かしながら、美術を楽しめる場所がいいなと思って、思い切って連れて行ったのです。
私も広い場所で彫刻をじっくり見て回れましたし、息子も子ども向けアスレチック「ネットの森」で思いっきり遊んで楽しんだりと、あっという間に3時間経過しました。

ステンドグラスの先に、、、
こんな絶景が待っています。😄


安心して遊ばせられます。

では、なぜ今回現地解散方式のお出かけにしたか。
もともと妻は美容院に行く予定で、彫刻の森は息子と2人で行く予定でした。ところが、妻が美容院を別の日にずらしたため、急遽3人で行く事になりました。そして案の定、妻は「行くなら温泉に入りたい。」となるわけです。(どこへ行っても大体これで揉めます。)
現地で滞在できるのは正味3時間、彫刻の森と温泉を両方行くと、どちらも中途半端になり楽しめません。しかも息子は抗てんかん薬治療をしているため、そんな無茶苦茶なスケジュールは組めません。妻は「どうせ行くなら泊まりたい」と言い出しましたが、予算が限られていますので応じませんでした。ここでもまたひと悶着になるわけです。

ここは愚痴になるのですが、日帰りお手軽レジャーのつもりが、気づいたら妻の気まぐれで、豪華ランチが追加され、宿泊になり、予算が倍増どころじゃなくなる事が度々ありました。私は予約も慎重にする代わりに、立てた計画はなるべくそのままにしたいのですが、妻は予約とキャンセルを頻繁に繰り返し、旅先でもスケジュールを全部ひっくり返す事も珍しくありませんでした。自分の楽しみが妻の一存で奪われるかもしれない、という恐怖感で旅先でもイライラ、ピリピリする事が少なくなかったです。

そういう理由で、現地で各自が楽しみたい事を満喫した方がお互いにリフレッシュできるでしょう、という判断をしたのです。
また、息子が彫刻の森のアスレチックで遊ぶのも、付き添いがお父さん(私)だからできるのです。お母さん(妻)が付き添いですと、てんかん発作のリスクを心配するあまり、アスレチックで「遊んじゃダメ!」となっていた可能性も否定できません。普段の息子を細かく見ているのは妻ですので、私の危機管理意識が甘すぎると言われれば反論できないのですが、、、。
もちろん、電車を乗り継いで片道3時間近い行程ですので、帰ってくる頃には全員ぐったりするぐらい疲れてしまいました。それでも、息子には安全に十分配慮した上で、ちょっと難しいと思うことでもチャレンジしてほしいと思うのです。


前面展望も楽しい。

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