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寺子屋の取り組み 2024 ②

昨日も書いたように、学校でできていないことが多すぎると感じることが年々増えている。

そして、生徒たちに衝動的というのか、直情径行的というのか、学校でどうしてるんだろう、と、疑問に思わずにはいられない授業中の言動が増えている。

例えば、お茶を飲みたい
トイレに行きたい
伸びをしたい
立ち歩きたい

今、どういう状況なのかということを考えず、突然、すくッと立ち上がって、何も言わず教室の外に出ていく中学生(ときどき高校生も)も少なくはないー

入塾したての生徒は、何も言わずにお茶を教室で飲もうとすることもある。

そういうとき、寺子屋では基本的に、根気よく声をかける。

急を要するお手洗いの使用など、状況を説明してもらい、とりあえず、緊急を要するものではない場合は、目の前の課題を終わらせて、提出してから 行うように伝える。飲食は、教室外に出てする。寺子屋には休憩用のロビーがある。

来年度の案内書やスケジュール調整の手紙には、注意事項を加えようかとも考えている。

お家の方の送迎で駐車場で待機して、ギリギリで玄関に現れ、ゆっくりお手洗いを済ませて教室に入る生徒もいる。

しつこかろうが、なんであろうが、声をかける。

「教室には、授業開始時間には、勉強できる状態で入るようにしてください」

高校生にも、声をかけなければならない現実が、24年経とうとしていても、まだ慣れない。

根気よく声をかけるー

私たちの仕事は、彼らに嫌われてナンボ
私たちの声かけは、すぐに聞き入れてもらうためではなく、いつか、彼ら気づくきっかけとなり、彼らの未来を生きやすいものにするためのもの

そう自分に言い聞かせながら、

そして、幼い頃から通ってくれている子どもたちが、中学生、高校生になると私たちの声かけを必要としないだけではなく、年少者に自主的に声かけをしてくれるようになる様子に、助けられながら、

今年も闘いが始まっている。

今年は、「事始めクラス」の対象を新小学5年生まで広げて、体験講座のご案内をしている!

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Terakoya Kamei
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