やばいは禁句です‼️
5月、まだあと1週間ほどあるけれど、いろんな再会と出会いの月になっている。
GWだけではなく、先週末にも、卒業生たち、同級生たちに会った。
また、4月末から母が入院していて、その手続きやなんやらで出会った人たちも多くいる。
先日、新しく出会った人たちとの話の中で、寺子屋では「やばいが禁句」であるという話をした。
私のスマホケースが今、こんなケースなので、ときどき、初対面でも話題にのぼる。
そして、なぜ、寺子屋では「やばい」が禁句かという話をする。
まずは、何でも「やばい」で表現することは、子どもたちから表現力を奪っているので、英語の単語を習得するときにも影響は大きいこと。
母語にない言葉はイメージすることが難しい。
また、今は、大人たちが子どもたちに合わせすぎるので、話をする相手や場所、時と場合を考えて、話す言葉を使い分けることが、本当に少ない子どもたちが多く、語彙力や表現力が奪われていると感じること。
TPOで言葉を変えないのであれば、英語も学ぶ必要はないだろう。
そして、「やばい」という言葉のもともとの意味を考えると、本来使わなくてもよい言葉であること。
不良少年が使う言葉だ。
と、私は父に教わった。
私自身、普段の生活でも「やばい」をほとんど使わない、というかほぼ全く使わないのだけれど、私の友人たちでも、お子さんがいる人の方が頻繁に使うように思う。
そんな話をする。
教育は、私たち大人がいなくなっても、子どもたちが世の中でやっていけるように、また彼らがこの社会を担っていけるように様々なことを託す過程だ。
大人の今の言動が子どもたちに大きく影響を与える。
だから
ちょっと偏屈に見えても、時代に合っていないと言われても、とりあえず今、子どもたちに言っておくこと、見せておく姿が、将来、彼らの何かの気づきになると信じて、言うべきことを言う、するべきことをすることが、私たちの仕事だと思っている。