下剋上球児 ②
第6話も見ました、下剋上球児ー。
野球放送延長で開始が遅れていて、朝5:30起きの私には休みの日まで遅くまで起きているのがきつかったので、朝、Tverで見ました。
このドラマ、実話をもとにしているけれど、フィクション。フィクションにすることで、いろいろと訴えているものがあるんだなぁ、と、毎回思います。
前回までのお話では、職員室の会話が気になって気になって仕方なかった私。
やっぱり、実際もこんな感じなのだろうなと思うと悲しくなりますがー
教師の墓場とか、家庭環境がーーとかいう先生たちに、まずは自分たちの在り方を確認することをしないのかと思っていたら、今回、山住先生を陥れるような生徒の発言に対する彼女の言葉が素敵でした。
自分を陥れようとする生徒の気持ちがわからなかった自分が情けなかったという山住先生。
生徒を責めるのではなく、自分を責めて、きちんと向き合おうとするーそんな先生、最近少なくなっているなと思うと同時に、先生方に、そうする余地、やり直すチャンスを社会が与えていないのは私たち社会の側なのかもしれないーそんなことを考えました。
そんな山住先生と、南雲先生が出す化学反応ーケミストリーが、なんとも言えない生徒たちの団結力を生むーそんな環境は、今の世の中、難しいのかもしれないけれど、こんな環境で何かに一生懸命取り組める若者の姿をいつまでも見ていたいと思う第6話でした。
一方、一番印象に残ったのは、楡くんの「なんで、根室だけ?」というような発言。彼の抱える問題が垣間見える気がしました。
今、子どもたちは、大人の誰かが自分たちだけを見てくれる瞬間に飢えていると思うことがあります。南雲先生&山住先生たちがどのように彼の問題に対応するのか、次の回もじっくりと見たいと思っています。
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