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次の25年を見据えて ~ カメイズム⁈ ② ~

日曜日、何人かの卒業生と会ったー

食事をしたあと、LINEのグループに、お子さんが今月末に3歳になる卒業生から

「久しぶりにオトナなお店で、オトナな会話」

が楽しかったとメッセージがあった。

私には、ちょっと若作りなお店での普通の会話だったけれど 笑 
私も、とても楽しかった。2023年度の喧騒の中で私にとり憑いていたものが取り除かれた気までした。

オトナな会話

私が、卒業生たちの集まりと大学・大学院時代の友人たちの集まりくらいにしか、年をとるにつれてどんどん参加しなくなっている理由もこの一言に尽きるなと思った。

私の学生時代の友人たちは、集まったとき、ほとんど愚痴を言わない。

言っても詮無いこととして、何かに対する自分の一方的な意見を言うのではなく、どうすれば解決できるのか、何かできることがないのかを考えるために「おかしいと思うこと」を吐き出す。

それを

そうよね、最悪だよね、それ。
でも、そんなもんだよ、仕方ないよ。

で、終わらせない仲間たちに、吐き出せば何かの糸口を得られるかもしれないという希望を持って言ってみる。

仲間たちも答えは持っていないかもしれないけれど、それを受け止めて自分の意見や自分の経験を話す。私は、そんな会話ができる仲間たちがかけがえのない仲間だと思っている。

寺子屋の卒業生との食事会も、いつもそういう会になっていく。

私がそれ以外の会に対応できないことに長くつきあっている若者たちが合わせてくれているのかもしれない。でも、いつもそれに気づいて、合わせてくれる気持ち良い若者たちだと思う。

それができる若者たちは、どこに行っても能力を発揮できると私は信じている。

愚痴ではなく、不平不満を次の課題と考えて地道に取り組む姿勢もカメイズムの1つなら、それが、広がってほしいと願わずにはいられない。

苦情は、権利主張のクレームではなく、次につながる不平不満の言葉だとして受け止めようとする心を取り戻せる卒業生との再会が、早くコロナ禍前まで戻ってくれることを祈りながら・・・次の25年を見据えた取り組みをしていきたいと思わせてくれる卒業生たちに感謝だ。

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Terakoya Kamei
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