寺子屋の取り組み ⑧ 釣り部続編
日曜日ー
スタッフ、卒業生、中学生、高校生の有志と釣りに行きました。
中学1年生くんが初参加ー
最初はたどたどしかったし、なかなか釣れなかったので、もう来ない!っていうかとおもいきや、また来たいとのことでした。
エサのゴカイを針につけるのが、今回は最後までできなくて、卒業生やスタッフ、そして、私に任せっきりだったけれど、
「次回はします!」
とのことでした。
社会人の卒業生くんが代わりにつけてくれるとき
まず、臭い嗅いでみる・・・なんて、別にする必要のない手順をいくつか入れていたのをみて、笑っちゃいましたが、
帰りに卒業生くんと2人になったとき、ぼそっと
「こわくない」ってことを伝えたかったと言っていました。
この卒業生くんは昨年の3月まで寺子屋のアシスタントをしてくれていました。
彼は、今、自分が仕事を教わる立場になって、どういう態度で話を聞いたり、質問をしたりすると、相手の気分を害さずに自分がいろいろと学べるかを考えるそうです。そのとき、寺子屋で生徒たちに教える仕事をしたときのことを思い出すのだそうです。
そして、いろんな教え方をする先輩方を観察しているのだとか・・・
教えることは学ぶことー
「教えること」はただ、授業で先生が生徒にすることをいうのではなく、日常的に人と接するとき、誰もが人に教えることがあり、同時に誰もが教わることがあるのだと思います。
小学生のときから知っている卒業生&スタッフの人との接し方を見ながら、心温まる、同時に誇らしく思うひとときでした。
そして、参加してくれた中学生、高校生が、次回につながる経験をしていたようで、嬉しく楽しい時間となりました。
釣れた魚から針をとる作業をスタッフ&卒業生が中学生に教えています!
「きもちわるっ」と言いつつ、ゴカイを平気で触る私に
「平気なんっすか?」と大学生くん。平気というか、、、慣れ?
三つ子の魂みたいな? 幼い頃、父と兄たちが行く釣りについていき、やっぱり気持ちわるっと言いながら、餌付けしてましたから私。 笑
ゴカイ、昔より、小さくなった気がする・・・と言いながら、もしや、私の指が太くなったのか・・・と自問して、卒業生に笑われました。