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No.7「論理的美術鑑賞」堀越啓著

◾️所感

手垢がついた言葉になってしまうが、まさに目から鱗。
お願いだから中学の美術の授業に組み込んで欲しいと思うほどに素晴らしい。読めば読むほど「もっと前に知れていたら...!」と後悔に苛まれる。まさに最高の美術鑑賞指南所。美術に関わる人や、教養を身につけておきたいビジネスパーソンに強くオススメしたい。

※この本の中の「美術」とは主に西洋絵画のことを指します。

◾️ポイントまとめ
①美術で感想を言うな!
好き嫌いは様々な知識を入れ、多角的にみた上で言うべきこと。感想は最後のフェーズ。

②美術は感覚じゃない。
フレームワークを活用し、作品が作られた時代背景からその作品の「価値」を理解すべし。

③ 何故美術が必要か?
価値を生み出す見方を増やし、自分の中の「良いもの」の判断基準を作ることが、多様なタスクの中で必ず役に立つ。

以上

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美術に興味が無かった人も、身近じゃない人も、1mmでも興味が湧いたら、是非読んでみてください!

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