2023年キャンプ記 ~氷点下でタープ泊デビュー 丸火自然公園グリーンキャンプ場~
12月の最初の週末、神奈川でもかなり冷え込む予報となりまして、とうとうキャンプ本番となりました。
色々な意味で前回やぶれたタープ泊ですが、今回は風の少ない林間キャンプ、丸火自然公園グリーンキャンプ場で、タープ泊に挑戦です。
場所
丸火自然公園グリーンキャンプ場は、富士山のほぼ南に位置するキャンプ場です。
キャンプ場から富士山を見ることはできませんが、林に囲まれたサイトはプライベート感がとても高くて、自然の真っただ中を堪能できる素敵なキャンプ場です。
一泊たったの1,000円、とてもありがたいキャンプ場なのですが、一点だけ注意は、サイトまでは山道で、荷物を自力で運ぶ必要があることです。
そこそこの山道を登り下りするので、備え付けの一輪車か持参のワゴンなどを使うことになります。
チェックインの前に
今回も行きは下道、まだ暗い朝の6時に家を出て、土曜なのに意外と空いていた、いつもの国道246号を進みます。
今回の寄り道は絶景の富士山を楽しめる水ケ塚公園、何度か訪れたものの天候に恵まれず、今度こそと足を運びました。
御殿場で買い出しの頃はよく晴れていたのですが、水ケ塚公園に向かう富士山スカイラインに入ると雲行きが悪くなります。
山道を駆け上って水ケ塚公園に到着しましたが、またしても富士山は見えず、宝永山から上は雲の中でした。
時間の余裕があったので1時間近く粘りましたが状況は変わらず、またの機会にと水ケ塚公園を後にして、丸火自然公園グリーンキャンプ場へと向かいます。
チェックイン
丸火自然公園グリーンキャンプ場の受付は富士市立少年自然の家で、学校のような建物ですが学校ではなく、間もなく50年を迎える施設です。
チェックイン時間の11時過ぎに到着して、受付を済ませて薪を一束買い、予約した19番サイトに向かいます。
ここはこのキャンプ場でいくつかある仲良しサイトの一つで、隣接してもうひとつサイトがあります。
ただ、隣接と言っても通常の区画サイトの隣接と変わらない距離感ですので、気になるレベルではありません。
キャンプ本番
今回は前回のリベンジのタープ泊、張り方はいきなり私の最終ゴールのアーメット張りです。
風がなくて落ち着いて作業ができたせいか、今回は問題なく張ることができました。
寝床は地べたで、グランドシートと銀シートを重ね、先日購入したNaturehikeのエアマットの上にシュラフを配置します。
遮光性の高いタープなので、タープの中は日中でも真っ暗になりました。
お昼は辛ラーメン、キャンプ前に女房に相談したら「寒い日は辛ラーメンだ!」とのことで、決めました。
お昼ご飯のあとはビールタイム、道の駅で買ったのは、ふじやまビールのデュンケルです。
赤い色が紅葉とマッチしいてて、おいしくいただきました。
一杯(1リットル!)飲んだあとは、薪割と紅葉をのんびりと楽しみます。
気が付くと時間は16時近くになり、焚き火と夕食の準備に取り掛かりました。
この日の夕食については以下の記事にまとめましたので、よろしければご覧ください。
すっかり暗くなって焚き火も落ち、寒さも増してきたので、少し早めにタープ内に籠り、タープ泊の場を整えます。
タープ奥の下の隙間はいかにも寒そうだったので、この写真を撮ったあと、荷物を奥に並べて風よけにして就寝しました。
夜中に津波注意報の地域放送が入ってびっくりしましたが、氷点下をしのいで朝を迎えました。
5時ではまだまるで夜、見上げた空は雲が多くて、今日も富士山は見られないなと思いながら、明るくなるのを待ちました。
日差しが出る前は寒いので焚き火を起こし、昨日の夕食の残りを温め、コーヒーを飲んで体を暖気していきます。
8時を過ぎると日差しが当たるようになってきたので、湿ったものを乾かしながらのんびり撤収をしていきます。
ふと空を見上げると、雲のない青空が広がっていました。
これは富士山も見えるかもと撤収の手を早め、10時にキャンプ場を後にしました。
初めてのタープ泊でしたが、のんびりと落ち着ける環境のおかげで、いい体験ができました。
丸火自然公園グリーンキャンプ場、また訪れたいと思います。
ありがとうございました。
おまけ
急いで撤収したのは、もう一度水ケ塚公園に行きたかったからです。
到着すると、絶景でした!
気温は2℃、凍えながらも写真をたくさん撮ることができて、よかったです。