キャンプ道具 『エアマット』 ~コンパクトな快眠ギアでした~
台風14号がじりじりと近づいていますが、キャンプに行けなくても、キャンプギアを出したり並べたりするだけで楽しいです。
今回は、スリーピングマットをエアマットに切り替えた話です。
キャンプの寝床
泊まりのキャンプでは当然寝ることになりますが、どんなキャンプスタイルでも、気持ちよく寝ることがとても大事です。
いわゆる敷布団となるスリーピングマットですが、ソロキャンプを始めた3年前に購入したスリーピングマットは、インフレータブルマットです。
低反発な寝心地が好きで、自然に膨らむ簡単さに魅力を感じたのが、インフレータブルマットの当時の選定理由です。
かさばらないことを優先して、縦に二つ折りにして丸められるものを選択しました(既に絶版の製品です)。
3年ほど愛用してきたインフレータブルマットですが、様々なギアを入れ替えていく中で、今や一番かさばる大荷物となっていました。
そこで今年の冬に、快適な睡眠とコンパクトさを両立するスリーピングマットを求めて、エアマットに切り替えることにしました。
スリーピングマットに求めること
1. 収納サイズと軽さ
自分の基本的なキャンプスタイルは、身軽なミニマルキャンプなので、コンパクトで軽いことが最優先事項です。
現在のインフレータブルマットに対して、直径と重さは半分くらいを目安としました。
2. 厚さと平坦さ
寝ること自体の快適さがないと意味がありませんので、次に大事なのは、厚さと平坦さがあることです。
エアマットとなると、インフレータブルマット以上の厚さは必須、自然に寝返りを打てる平坦さも必要になります。
3.生地
エアマットなので、生地が丈夫であることは、破れや穴あきのリスクを低減してくれます。
防水は必須ではありませんが、結露や地面からの水気の浸み込みに耐性があることが好ましいです。
4. 価格
スリーピングマットは使っていくとへたってきたり、破れて使えなくなったりしますので、消耗品であると考えます。
ブランドにはこだわらずにコストはなるべく押さえて、いいものを見つけたいと思います。
選定結果
今回はエアマット一択でしたので、サイズと重さについては、たいていの製品は満たしています。
値段も安いものがたくさんあるので、値段が合わないということはなさそうでした。
いろいろとレビューを見ていくと、厚さは7cmくらいは必要、蜂の巣のようなマット構造なら空気が偏りにくそうだ、と分かりました。
結果として購入したのは、以下の二つの製品です。
HIKENTUREはメインでの使用を想定、収納サイズと重量はおよそ目標を満たしていて、厚さも十分、さらに、熱遮断性能を示すR値の記載があることに信頼感を感じ、購入しました。
GEKETYはサブでの使用を想定、足踏み式で楽そうなのと、厚みが10cmもあるので、睡眠の快適さをさらに求めるならばこちらと思い、購入しました。
なおR値が3.3以上なら、冬でも使えるレベルの熱遮断性能のようです。R値は加算されるので、さらにキャンプマットや断熱シートを敷けば完璧です。
購入後
収納状態で3つを比べてみるとこの通りで、スリーピングマットの大幅なダウンサイジングがはかれました。
空気の充填時間はどちらも2分くらいでしたが、足踏み式はとても楽で、暑い夏には汗をかく量が減りそうです。
大きさはHIKENTURE(上)が一回りコンパクト、枕の大きさと高さはGEKETY(下)が明らかにあるので、GEKETYはより快適そうです。
平坦さはいずれも少しもの足りなかったので、何かいい手はないかと思って調べると、一つの解がありました。
Youtuberの杉田アウトドアchさんが、EVAマットを上に敷くやり方を紹介していて、これで、エアマットを気持ちよく使えるようになりました。
先日の浩庵では夫婦でエアマットを使用、女房曰く「GEKETYはコットよりも快適」だったそうです。2つ買っててよかった!
ありがとうございました。
興味をお持ちいただけたら、サポートをして頂けるとありがたいです。リクエストにも応えていけるように活動したいと思います。