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キャンプ道具 『ノーポリ(農ポリ)』 ~最強のグランドシートでした~
処暑となり、暑さが収まるかと淡い期待を抱きましたが、連日猛暑の日々がまだ続いています。
今週末はキャンプの予定でしたが、現地は荒天の予報のために、残念ながら中止となりました。
最近のキャンプで試しに使っていたノーポリ(農ポリ)が、自分史上最強のグランドシートだったので、記事にしておこうと思います。
グランドシートの役割
グランドシートとはその名の通り、インナーテントやマットの下で、地面に直接敷く最初のシートのことです。
インナーテントやマットを汚れや傷から保護し、地面からの湿気や雨による浸水を防ぐ役割を担うシートですが、テントに付属のグランドシートがない場合は、自分で用意することになります。
私のグランドシート
これまで私が使ってきたグランドシートは、2種類でした。
1.ODシート
ODはオリーブドラブ色のことで、要はホームセンターで売られているブルーシートのオリーブドラブ版です。
「#」のあとの数字はシートの厚みを示し、数字が大きいほど強度と耐用期間が増すので、グランドシートには#3000のものを使っていました。
作業用防水シートの番手について:番手とは?
基準のシートサイズ:3.6m × 5.4m(2間 × 3間:約12畳)が決められており、
⇒その重さが 約3000g あるものを “3000番(#3000)”
⇒その重さが 約2000g あるものを “2000番(#2000)”
と呼び、厚みを表しています。
ODシートは耐久性はあるのですが、重くてかさばり、ゴワゴワしているので敷きにくいのが難点でした。
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2.ナイロンシート
テントに付属するモノもこの類と思いますが、耐水圧何mmと表示のある、一般的な別売のグランドシートです。
私が購入したのは耐水圧8000mmとうたっている商品で、性能が非常に高いのに、お値段は2,700円ほどとリーズナブルでした(現在在庫切れ)。
基本的にテントでもタープでもこの商品を使っていますが、性能にまったく不満はなく、軽くてかさばらないのでとても良い商品です。
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唯一の不安が耐久性、グランドシートは地面に直接敷くのでダメージが大きいことです。
消耗品とは言え、もっとラフに使えるグランドシートがあればと思っていました。
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第3のグランドシート探し
軽くて防水性が高く、しかも耐久性があって値段の安いグランドシートはないものか、ULキャンパーさん関連のネットで探すと、見つかりました。
ノーポリ(農ポリ)です。
ノーポリは農業用のポリエチレンで、ビニールハウスなどに使われる素材です。
YouTubeを見ると、穴をあけて使うなどかなりラフに使えて値段も安く、私の求める第3のグランドシートにドンピシャです。
ノーポリをAmazonで探すと、幅がさまざまあってお値段は1000円台だったので、第3のグランドシートにはノーポリを選択しました。
140cm X 210cmにカットしたノーポリの重さは134グラム、ほぼ同じ大きさのナイロン製グランドシート252グラムの約半分で、とても軽いです。
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ノーポリは最強のグランドシート
さっそく河原で使ってみたかったのですが、この猛暑で最近はデイキャンプに行けていないので、通常のキャンプで3回ほど使いました。
ワンポールテントのグランドシートや地べたシートで使いましたが、敷きやすくて防湿性能が高く(完全シャットアウト)、とても優秀です。
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地面がちょっとぐちゃぐちゃしていても、ノーポリを地面に最初に敷けば、モノはぬれたり汚れたりしません。
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ノーポリは透明なので、パッと見で敷いているかわからないのが、意外といいかもな、とも思いました。
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優秀でコスパがよく、ラフに使えるノーポリは、通常はもちろん、地面のコンディションがよくないときに、間違いなく重宝します。
唯一の欠点は、乾かしにくいことでした。
地面に裏返して干すと地面側が結露し始めてしまうので、タープなどを利用して空中に干さないと乾きません。
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ノーポリ、今度は河原に持って行って、実力を確認したいと思います。
おまけ
もう一つ見つけた第3のグランドシートに、タイベックシートがありました。
こちらもULキャンパーさん御用達のようで、耐水性が高くて軽量、透湿性もある優秀な素材です。
タイベックシートをAmazonで探すと、2m × 1mのモノは1000円以下でお手ごろでしたが、幅が2m、3mと言ったものはなさそうでした。
個人的には、不織布特有のケバケバが気になるのもあり、タイベックは見送りました。
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