Haimって知ってる?
こんばんは。ピラティスインストラクターの寺田マリです。
今日は土曜日なので、私の大好きな女性アーティストを紹介する”〇〇って知ってる?”のシリーズ。
今回ご紹介するのはこちらの皆さんです。
1stアルバムの頃から大好きなアーティスト、「Haim」さん。
カリフォルニア、サン・フェルナンドのヴァリー地方出身の三人姉妹。両親ともに音楽好きな家庭に生まれた生粋のミュージシャンで、家族で「Rockin’Haim」というバンドを組んでライブ活動もしていたそうな。
ヴォーカルを務める次女ダニエルは、これまた私の大好きなThe Strokesのヴォーカル、ジュリアン・カサブランカスに腕前を認められて、彼のソロツアーのメンバーもしていたというから、好みって繋がるよね!を実感。
私が最初に彼女たちを知ったのはファッション誌かなんかで紹介されていたのを読んだのと、Phoenixの来日ツアーに同行するとの情報を聞いて、確実に好き!って思ったの。
彼女たちの生み出す音楽はポップなロックと表現されることが多いけれど、ずっと聞いてると中毒性があるというか、いろんなジャンルの音楽が程よくミックスされていてとても面白い。
R&Bだったり、ちょっとレゲエっぽかったり、がっつり男前なグランジ感もありで、この人たち何者?って思っちゃう。笑
どんな音楽ジャンルの要素を感じても、しっかりHaimの音楽になっているからやっぱりすごいなって。
ちなみにこれまでに3枚のアルバムが出ているんだけど、どのアルバムも私の一番のお気に入り曲が3曲めに入っている不思議。
1stアルバム”Days are gone"の3曲目がこちら↓
彼氏にさよならを告げるHaimのみなさん。泣き朽ち果てる彼氏たちに最後の望みはあるのか?ストーリー仕立てのMVは彼女たちの演技とファッションに注目です。
そして、2作目”Something to tell you”の3曲目がこちら↓
こちらはHaimの皆さんの可愛いダンスシーンが満載。彼女たちの魅力の一つが歌って踊れるマジなロックバンドだというところ。音楽性も世界観も楽曲の完成度も男前なのに、オシャレで踊れちゃうっていう。とてもガーリーなのに男性顔負けっていうのは、ちょっとソフィア・コッポラに近い要素なのかも。
最新作、”Woman in music Pt.Ⅲ”から、3曲目がこれ。最近はこればっかり聞いている。
I Know AloneのMVは、私が思うに、世界で今いちばんクールなソーシャルディスタンス。笑
そして、”I Know Alone"という言葉がこれほどまでにしっくりきてしまう時代であるというのも、なんだか不思議。
このMVでも踊ってます。ロックダウン期間中にはSNSでI Know Aloneのダンスをレクチャーするイベントも行なっていたらしい。是非とも参加したかったなぁ…
アイドルではなく、あくまでもバンド。女性というだけでちょっと甘く見られたり、音楽業界でも不公平さを感じたり…そういう経験から最新作のタイトルはつけられたそうな。
確かに、彼女たちの音楽は女性のタフさというか、しなやかさというか。女性だからこその良い部分を最大限に活かしつつ、男性には負けない。
もはや勝ち負けとかいう次元ではなく、”アーティスト”という括りで同じ土俵で生きてるっていうのをすごく感じる。
そんな部分も魅力なのかな。だから、とびきりクールだし、かわいい。
悲しみや、苦しみを歌いつつも、ポップなメロディーに乗せてしまえばなんとか乗り越えられるような気がする…そんなメッセージが込められた素敵な楽曲たちをみなさまぜひチェックしてみてください。
今日もお読みいただきありがとうございました!
ハッピーハロウィン🎃ww
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