見出し画像

【毎日note997日目】束の間のお暇、無事終了!〜直島の旅〜

こんにちは。
Etoile Pilates 寺田マリです。

昨日の投稿を振り返り書き直ししています。

ちなみに昨日の投稿はこちら👇

先ほど束の間のお暇から戻ってきました😊

久しぶりのバカンスでしたが、とにかく連れ出してくれた知人に心からの感謝を🙇‍♂️

お互いに忙しく過ごしていることもあってか、すごく余裕を持って旅のプランニングをしてくれたことも本当にありがたい。

1泊2日の弾丸ツアーだったけれど、気持ちのお腹もいっぱいの2日間でした。

旅の詳細はまた明日にでも。

すごく貴重な体験をたくさんしてきたので、感覚があったかいうちに振り返りのnoteを改めて書きたいと思います。

旅の1日目の記録も再編集しています🙇‍♀️

直島2日目の朝は7時ごろに起きて、朝日を見ました。

バルコニーから海に昇る朝日を眺めつつ、たっぷり深呼吸をして気持ち良い1日の始まりでした。

まだまだ寝ぼけた感じも残りつつ、ゆっくり支度をして、施設内のレストランで朝食をいただいて。

レストランに向かうまでの道のりでもたくさんのアートの朝の顔に感動しながら歩いていく。

陽の当たり方、明るさ、光の反射…時間を追うたびにどんどん表情が変わっていく様子を見られるのも、なんとも贅沢。

朝食も瀬戸内の食材をたっぷり使った美味しくて身体に優しいメニューがいっぱいで。

こんなにゆったりと朝ごはんを食べることもほとんどないし、朝日に照らされてキラキラ光る海を見ながら食べるなんて贅沢も滅多にないことだ。

朝ごはんを食べた後は、また外に出て少しお散歩をして。

海沿いには草間彌生さんの黄色いカボチャがいるのだけど、朝日に照らされているカボチャにもご挨拶して。

瀬戸内の海の水のきれいなことに感動したり、波打ち際の泡がゆっくり消えていくのをぼーっと眺めてみたり。

ずっと忙しく過ごしてきた自分にとって、とても貴重なぼーっとする時間を、この旅では終始大切に過ごすことができたかな。

それが今回の旅の一番大事なところでもあり、目的でもあった。

チェックアウトまでの時間で、施設内のショップでお土産を買ったりして、また部屋で少しのんびりして。

チェックアウト後にはシャトルバスの時間まで、少し時間があったのでホテルのラウンジで過ごすことにした。

杉本博司さんのデザインしたガラスの茶室を眺めながら、杉本作品のテーブルでお抹茶をいただくという、これまたとても贅沢な時間を過ごすことができた。

単なる待ち時間が、思いがけず貴重な時間になるという奇跡。

その後はシャトルバスに乗って、地中美術館へ。

直島には建物も含めてアート作品という美術館がいっぱいだ。

地中美術館もそう。そこで過ごす時間、空気全ての体験がアートになる。

直島の自然に溶け込んで、降り注ぐ陽の光とか、雲の流れとか、空の色とか全部が一緒になってアートを体験する。

都会では味わうことができない、これもまた貴重な、贅沢な経験だった。

地中美術館からそのまま李禹煥美術館へ。

ここでもまた、建物と作品の織りなす空間をそのまま味わう。

静かな空気が流れて、作品に集中して向き合うのはとても緊張感があって、これもまた騒ついた都会の美術館ではなかなか味合うことがない貴重な時間。

建物の外にも作品が点在していて、島の景色と空、周りの自然に溶け込んで異質さを全く感じない。

すぐ隣にあるヴァレーギャラリーにも行った。

草間彌生さんの作品が展示されているんだけど、こちらはこじんまりと。

展示されている作品が少ないと、それはそれでまたすごく緊張感がある。

向き合う対象がごくわずかに限られているという、贅沢な緊張感。

大規模展示のスケールの大きさも良いけれど、島の自然とともにあるというのがいちばんの醍醐味なので、しっかりと目に焼き付けるような、肌で感じてみるような向き合い方。

こんなにアートを体感するというのもきっと初めてなんじゃないかなと思うくらい。

一旦ホテルに戻って荷物を受け取り、帰り道の途中、時間の許す限り家プロジェクトの展示も見に行こうという話になって。

今回は”南寺”と”角屋”を体験することができた。

南寺はジェームズ・タレルの作品を安藤忠雄設計の建物で楽しむことができる場所で、こちらはもう、なんか度肝を抜かれたというか。

地中美術館でジェームズ・タレルの宅品に触れた後で、こちらでも作品に触れてみると、もう”参りました!”の極み。笑

地中美術館で観た彼の作品が自然ありきでの、自然にはかなわないなっていう”参りました!”だとしたら、南寺の展示は人間の視覚とか感覚の部分に”参りました!”で。

どちらも自分ではどうすることもできないものだから、なんかもう完敗な感じで。

アートってこんなところまで忍び込んでくるのかと、新たな楽しみ方を味わった。

本当は護王神社も観たかったけれど、コースがうまく取れず断念。ちょっと心残りがあるくらいの方が、旅は良いのかもと自分を納得させつつ帰路へ。

帰りはフェリーで高松まで出て、そこから飛行機に乗って羽田まで帰ってきた。

東京に着いたのは22時手前くらいで、本当にどっぷり二日間ずっとアートと自然に身を委ねるのんびりとした贅沢な時間を過ごしてきた。

去年ずっと頑張ってきたご褒美にしては、本当に贅沢すぎるほどの時間を、思いがけず共有しようと言ってくれた知人には本当に感謝で。

普段生活リズムが不安定すぎて、途中どうしても眠くなってきちゃう時間帯があるんだけど、そんな時にベンチでうとうとしていても文句も言わず、許してくれたりとか。

短い時間でもたくさん展示とか観た方が良いかもしれないのに、観光や見学はちょっとにして、のんびり過ごすことを優先してくれたりとか。

人の優しさに触れたことも、本当全部がご褒美だった。

なんか、私もさ、そういうことができる優しさと余裕を持った人間になりたいなぁって。

今年はとにかく、何事も頑張りすぎないことを目標にしていこうと思うんだよね。

で、頑張っている人に対して、”よく頑張ってるね、おつかれさま!”って言える心の余裕を持って、優しさを持って接することができるようになりたいの。

ずっと一人で、駆け抜けてきたけれど、楽しいことや喜びとかを誰かとシェアする余裕を持って、今年からは生きていきたいなって。

それを、年始からしっかりと噛み締めて過ごすことができた2日間の直島の旅でした。


いいなと思ったら応援しよう!

寺田マリ
こいつ面白そうなヤツだぜ!と思っていただけたらぜひサポートをお願いします☻今後の活動に活かさせて頂きます☻☻