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最近の私の癒し

今年の目標のひとつ。

なるべく毎日外に出て、歩くこと。


アンダルシア田舎で基本的に徒歩圏内の生活とはいえ、もう少し活動的になりたい。

今年に入ってから歩数計のアプリを入れ、外出する理由を無理やり作っている。

・散歩
お父さん役
・買い物

今のところこのぐらいしか思いつかないが、最近このリストにもうひとつ加わった。

・にんじん運び


先週、散歩ルートを変えた。

すると、出会ったのだ。

写真の影からおわかりになるだろうか。




かの有名な『ドン・キホーテ』はサンチョ・パンサの相棒、ロバである。


どうも、こんにちは。


ご挨拶にきてくださった。


よろしくどうぞ。


小さいころ、家には魚やハムスターがいた記憶があるが、
大人になってから動物を飼ったことがない。
基本的にこわがりなので、猫が好きなくせにまともに触れない。
犬には追いかけられ、馬にはさりげなく足を踏まれたことがある。

ロバとは仲良くなれるだろうか。

子どもたちが手渡すにんじん待ちの皆さん。


錆を舐める皆さん。


前の道にあったキャロブをあげてみたときのこの方の表情。


キャロブがもうないのですみませんと言うと、こんな表情をなさった。


実に表情豊か。


どうやら、近所の人たちはちょっと古くなった野菜や野菜の切れ端を持って行っているようだ。

この日はキャロブしかなかったので、後日、キャベツを持って行った。

皆さんほとんど興味を示さなかった。


キャベツの日ではなかった皆さん。


キャベツを持った私の圧倒的な負け方を見ていたのか、その発音からメキシコ人と思われるセニョーラがにんじんを一本分けてくださった。

「せっかく来たんだから、一本あげていきなさいな」

フェンス越しに、おそるおそるにんじんを差し出す。

ごりっごりっという音とともに、にんじんはロバの口の中に消えていった。


キャベツを持って行ったら、こちらが癒してもらった日。

次はちゃんとにんじんを持って行こう。
そして、皆さんに会うためにたくさん歩こう。


皆さまの癒しはなんでしょうか。


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