見出し画像

仮装で走ってみたい

ずっと夢だったことを叶える計画を、ここ数年遂行している。

例えばおととし、子供の頃からずっと憧れていた「気球に乗りたい」という夢を叶えた。極寒の中で乗った気球は、めちゃめちゃ怖くてとんでもなく恐ろしい乗り物だった。ぶっちゃけ二度と乗りたくない。しかしそんな風に思えるのも経験をしたからこそ、ということで良しなのである。

マラソン中継の隅っこで楽しそうに走る仮装ランナーを見るたび、いいなぁと思っていた。多分これも私の夢なんだと思う。だから叶えることにした。
思い立ったら早い。仮装OKのマラソン大会を探し、エントリーするところまで済ませた。したい仮装は概ねイメージ出来ていて、それに合致する衣装を探しているのが今現在のステータスだ。私のブラウザは今、カラフルな衣装や謎の被り物で大変なことになっている。実は元陸上部の長距離ガチ勢なので、記録も狙いに行きたい。つまり、様子のおかしい衣装でいかに速く走るか、というのが大事になってくるのだ。
頭の中では結構ヤバいコーディネートが仕上がっており、その姿で太陽の下を全力疾走している自分を想像するとおかしみがこみ上げてくる。

楽しい仮装マラソンは、もう始まっているのだ。