【最近よく聞く言葉】個人を大事に パーソナライゼーション
この記事の作成担当:
こんにちは!
記事を拝見いただきありがとうございます。
今回は「パーソナライゼーション」について書かせていただきます。ここ何年かでパーソナルに関連する単語などをよく聞きますよね。
私も一人っ子の影響なのかパーソナルスペースは狭めです。ATフィールド展開ですね。
1.パーソナライゼーションとは
「パーソナライゼーション」は顧客ニーズに適切に応えるために、提供するコンテンツを顧客ごとに出し分けることです。購買行動、閲覧履歴等のデータを分析し、ユーザーエクスペリエンスを最大化します。
パーソナライゼーションの元となる代表的な要素として、デモグラフィック(人工統計学的属性)、コンテキスト(背景情報)、ビヘイビアー(行動)などがあげられます。
同様に最近聞く言葉で「カスタマイゼーション」というものがあります。「ユーザーの興味を引く」という目的は共通していますが、到達までの道のりが違います。カスタマイゼーションは顧客/ユーザーによって行われるものにあたります。設定画面を好みのものにしたり、レイアウトやコンテンツ、機能などを調整できるものがカスタマイゼーションにあたります。
身近な例でいうとSNSの機能です。自身が投稿したものを特定の人のみに公開する、また見たくない投稿などは隠す。人やページ別によって通知をするなどがあたります。
似て非なるものですね。
2.具体例
パーソナライゼーションの具体例としては以下のようなものがあげられます。
■Amazon
最も身近なものはAmazon大先生です。「あなたへのおすすめ」というリコメンデーションがあたります。購入・閲覧履歴をもとにユーザーの好みに合うものを提案してくれます。
■ Airbnb
Airbnbはユーザーのアプリ上での行動情報をもとに、提供するコンテンツをパーソナライズしています。過去の旅程、観光地の好みなどの情報をもとに、ユーザーの好みに合った宿や体験イベントを提案してくれます。それだけでなく、旅行先の近くにあるレストランや観光名所も個人の好みに合わせて提案してもらえます!
■スターバックスコーヒー
スターバックスのアプリでは、すでにアプリが所持している顧客データをもとにパーソナライズされたスペシャルクーポンを提供できるよう作られています。どのコーヒーをよく頼むか、どの時間帯に多く飲むか、どこの店舗によく行くかなどを記録しています。例えば、普段からデカフェの飲み物を購入するユーザーが店舗の近くを歩いたとすると、「デカフェ商品のクーポン」がアプリに通知される一方、通常はスイーツを購入しないユーザーには「スイーツ1個無料」というクーポンが表示されます。
■ナイキ フィットネスアプリ
ナイキのフィットネスアプリでは、一般的なトレーニングコンテンツを提供するのではなく、ユーザーの個人レベルに合ったコンテンツを提供しています。まず、ユーザーはエクササイズゴールを設定します。その後、アプリはユーザーのフィットネス達成度を記録し、それらをもとにユーザーがゴールを達成するために最適なトレーニング内容を提案してくれます。まるでパーソナルトレーナーと一緒にトレーニングしているようですね!
3.さいごに
一人ひとりにあったものを提案/提供してくれるパーソナライゼーションはとても便利ですよね!私もAmazonにおすすめされちゃとついつい買ってしまいます。
しかし、前回のGDPRで書かせていただきましたが、個人情報の扱いには注意が必要です。今後収集できる情報が変わってくるかもしれませんね。
今回も拝見いただきありがとうございました!
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