見出し画像

【事例紹介】(1/2)新規事業立ち上げサポート ~3つの分類編~

この記事の作成担当:株式会社テンタス 代表取締役 小泉智洋

画像1

新規ビジネスのご相談

「新しいビジネスの立ち上げを検討しているのだが、何をどこから手を付ければよいのか、、、」

そんなご相談が大好きです。

今までも様々なご相談を頂き、その課題に合わせて様々な形のサービスをご提供させていただきました。

それぞれが大変チャレンジングかつ非常に楽しいプロジェクトでしたが、そのような新規ビジネスのご相談は大きく分けると3つの分類にわかれています。

1.オフラインサービスをオンラインサービスへ

過去には折込チラシを扱う会社さんやリアル店舗で物販を行っている会社さんなどからのご相談などがありました。

結果として通販サイトやサービスサイトを構築することが多いのですが、既存の自社事業のオンライン化はプロジェクトの難易度としてはさほど高くありません。

ただシステムの構築よりも「そのサイトにどうやって人を集めるか?」などの最も重要な検討ポイントで、システム設計よりもユーザー目線に立ったコミュニケーション戦略をクライアントと一緒に検討させていただくことに大きなウエイトを割いている気がします。

簡単に例えると、

町のお豆腐屋さんがECサイトを作る場合は、ECサイトの構築そのものよりも、そのサイトがどんな価値をユーザーに提供できるかを一緒にまずは考えましょう。

といった感じでしょうか。

2.新規事業に参入

同業他社が行っているサービスへ新規参入する際にご相談を頂く場合がございます。

これもシステムの構築よりも「同業他社分析」や「ブランド分析」などを行った上で、クライアントの強みや立ち位置を明確化してサービス詳細を検討することが重要です。

この場合は、なんといっても「何に一番お金をかけるべきか?」のアロケーションが重要で、

・サイト制作に莫大な費用をかけてしまいプロモーション予算が圧迫されてしまった。

・プロモーションに大きくお金をかけてしまい、実際のサービスサイトが非常にしょぼい。

こんな悲しいことにならないように、プロジェクトの早い段階で効果的なプロモーション戦略と柔軟性の高いシステム投資の選択肢をいくつかご提案させていただいています。

3.世の中に全く新しい価値を提供

まだ世の中に無い、もしくは始まったばかりの分野にチャレンジをする際のご相談も多くあります。

最近はサブスクリプションモデルのサービスや、シェアリング系のサービス、コミュニティ立ち上げなどのご相談などをいただきました。

このようなプロジェクトの場合は、正解は誰にもわからないことをプロジェクトチームがしっかりと認識することが必要です。

新しいサービスなので、昨日決めたことが今日ひっくり返ることがあります。

新しいサービスなので、法律などの思わぬ落とし穴が途中で発覚する場合があります。

新しいサービスなので、ユーザーの反応が想定と全く異なる場合があります。

新規サービスにおいては、これらの日々発生するトラブルに対して柔軟に対応が可能なチーム編成がとても重要です。

事業への理解、マーケットに関しての理解、商品への理解、システムへの理解、ユーザーインサイトへの理解、セキュリティへの理解、、、

全てに精通した人間がメンバーにいることは非常にまれですし、必要なファンクション毎に採用をしていくと大変なコストと時間がかかってしまいます。

このように新規事業の立ち上げ時は効果的に我々のような外部メンバーを使いチーム編成をすることで、フェーズごとに必要なスペシャリティをもったメンバーを効果的に使うことが出来、柔軟なサービス運営を行うことが可能になります。

次回は立ち上げサポートを行う際の進行方法をご紹介させていただきます。

(2/2) 新規事業立ち上げサポート ~立ち上げ時のPDCA~

をお楽しみに!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?