【新米Webディレクター必見】今時の社内報について
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この記事の作成担当:
株式会社テンタス ディレクター/PR 銭 韻雯(セン インブン)
皆さん、こんにちは。こんばんは!
今日は社内報について少し話したいと思います。社内報はディレクターの仕事より広報の仕事に近いのだが、Web社内報の場合はディレクターの出番もあるぜ!
社内報とは、社内広報を行うためのツールとして制作された冊子やWeb、映像などの媒体のこと。 最近は社内イントラネットの普及でWebを使った社内報も増えているが、昔ながらの紙媒体が今も主流となっている。
(Wikipediaより)
具体的に言えば、会社の理念・方針の共有、全社的な情報共有、コミュニケーションの活性化のために活用される媒体とのことですね。
紙の社内報
従来の社内報は紙媒体を使って社員に配布したり掲示板に貼りだしたりして情報共有する手法が中心でした。デザインやレイアウトに独自性を出せるため文化を伝えやすいが、月に1回〜数ヶ月に1回の頻度で、新鮮な情報を届けることが難しいです。それに、編集、印刷、配布、郵送の手間とコストがかかるし、閲覧数がわかりにくいです。
しかし、長時間保存しやすくきちんと感を出せて、表彰台・表彰状にもなるので、紙の社内報のままの企業、または紙の社内報を復活させた、復活させたい会社も少なくないでしょう。
【三陽商会の社内報「High Touch」について】
三陽商会の社内報は、1963年に第1号の「お知らせ」というガリ版刷りからスタートしました。 「お知らせ」は内勤者向けに会社の情報を伝えるものでしたが、その後、店舗勤務のスタッフ向けに、販売ノウハウやファッショントレンドなどを伝える「FA通信」も創刊。以降2種類の社内報を発行していましたが、2015年に2種類の冊子を一本化し、リニューアルした社内報「High Touch」が誕生しました。
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社内報『ミルコミ』
開始時期:2002年10月
配布対象:国内のグループ会社を含む社員・アルバイト
発行部数:1,450部
内容:コンセプトは、「マクロミルの”リアル”を伝える」。事実の裏にあるストーリーや、社員一人ひとりの本音に深く迫ることで、社員が何かを考えるきっかけを得たり、刺激を受けたりすることを目指す。企画・取材・撮影から編集・デザインまですべて内製し、発行頻度は3カ月に1度。
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ベンチャーのデザイン企業が紙媒体の強みを生かした社内報。
個人的に社内報を制作して気づいたことは、いま働いているスタッフやその家族に読んでもらうことはもちろんですが、新しく入社するスタッフに渡して、自社のことを知ってもらうツールとしてはかなり有効だなと感じました。
webではコンテンツが散らばってしまいがちですべてアクセスするには手間も発生してしまうし、人に聞くのも難しい・・そういった情報がまとめられていて、かつ気軽に読めるというのは紙の媒体の強みですね。
(下記記事から一部転載)
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他にも、ザ・社内報という感じの紙の社内報もたくさんあります。
Web社内報
そして、技術革新によって現在では紙ではなくパソコンやスマートフォンで閲覧できるWeb社内報を導入する企業が増加してきています。もちろん紙媒体よりは割高になるが、自由なタイミングで更新でき速報性がある、閲覧数などを記録・確認できる、リンクや動画のようなコンテンツも共有できる、修正も手軽にできる、コメントなどで双方向コミュニケーションが取りやすいなどのメリットがたくさんあるので、社内報をWeb化にしている企業も少なくないでしょう。
また、誰でも見られるように、あえて社内報をWeb上に一般公開されている企業も多いです。従業員の家族や就職を考えている方にも会社の雰囲気やどのような従業員が働いているかを明確にできるので、ロイヤリティアップや求職者の入社意欲向上の効果が期待できます。
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ウェブ電通報は、広告業界の最新動向やトピックスに加え、
コミュニケーション領域に関連する電通グループの先進の知見やサービス、
ソリューションなどを紹介するニュースサイトです
(ウェブ電通報サイトより)
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トヨタイムズとは
トヨタが独自に編集部を社内に設置し、WebサイトやYouTubeと連携し、トヨタに関するより深い情報を伝える。「トヨタイムズ」のコピーはクリエイティブ・ディレクターの篠原誠と電通の藤本宗将によるもの。
内容は俳優の香川照之が編集長となって様々な現場に出向き取材やインタビューを行う「香川編集長」シリーズ、トヨタの取り組みだけではなく、決算発表や株主総会、果ては労使交渉までを取り上げる「TOYOTA NEWS」、社長の豊田章男の対談シリーズなどの「特集」記事に分けられる。香川照之が登場するテレビCM・ラジオCMシリーズもあるが、あくまでも「オウンドメディアで発信する内容の要約」であり、香川照之による取材内容のフルサイズ版をYouTubeを通じて公開している。
(Wikipediaより)
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ensoku!(エンソク)は、エン・ジャパン社内のワクワクする出来事を社員一人ひとりが毎日お届けする社内報です。ふつうの「社内報」とちょっと違うのは、社外の人にもまるっと公開していること。ワクワクする情報を社内に埋もれさせておくのはもったいない」こんな社員の声から生まれました。たとえば、エン・ジャパンで働く社員のお友だち、ご家族が見た時にも、会社のことを知ってもらえたら、こんなにうれしいことはありません。ちょっとした日常のことから社内イベント、採用情報まで、遠足気分で楽しくお届け。よろしければ、みなさんもご一緒にensoku!(エンソク)へと出かけませんか?
(ensoku!(エンソク)サイトより)
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Web化にしたい場合は、サイトを作るよりは、Web社内報サービス・ツールを利用するのは手軽だと思います。ただ、しっかり比較しないと!
オープン社内報
社内ブログも社内報に当たりますか?
定義から見ると、会社の理念・方針の共有、全社的な情報共有、コミュニケーションの活性化のために活用される媒体とのことなので、当てはまる部分もありますね。社内報まで作るほどの体力がなくても、noteを活用して積極的に発信している中小企業が少なくないでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
特にテレワークで不足しているコミュニケーションに対して、意外な一手として「社内報」を活用する企業が出てきています。紙媒体でもWebでも、社内外にしっかりと発信し続けることができればいいのではないのでしょうか?さらに社内報について詳しく知りたい方がいれば、下記の記事もお役に立てればと思います。
Web社内報についてご相談したい方は下記からお問い合わせください。
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