【お供えご飯/仏飯】食品サンプルを使って仏壇にお米を供えるためにご飯を炊く生活から卒業する
仏壇へのお供え物「五供」をご存知ですか?読み方は「ごくう」です。カカロットではありません。
「五供」はお線香、花、蝋燭の灯り、ご飯、水の5つです。まあ仏壇を買いに行くと説明されます。お店としてはセットで具足(仏具一式)や掛け軸を買ってもらわないといけないですからね…。
仏具は宗派で異なるらしくネット通販で買うのはリスキーです。しかし、今回ネット通販で購入したのが食品サンプルのお供えご飯/仏飯「京仏壇はやし 仏具 お供え仏飯 特小・小」です。
過去に「【仏花】お盆やお彼岸にプリザーブドフラワーを」というのも書きました。あれでかなり手間が省けて快適になったのですが、次は仏飯を用意するのが面倒になってきました。
というのも私は食事制限があって、毎日お米を食べるわけではないんですよね(お米が制限なわけではないけれど、お米に合わせるのが厳しい)。しかし、毎日新しいお米を要求されるわけです。これは大変。
そして、プリザーブドフラワーと同じく「こんなの食品サンプルで良いじゃん」と思って試しに検索してみると「京仏壇はやし 仏具 お供え仏飯 特小・小」がまさかのヒットしたというわけです。あるもんですね。
今までお供えしていた仏飯がこちら。雑穀米なのでお見苦しいかもしれませんが、どうせ食べるなら健康的にしたかったので…。
購入に際して注意しなければならないのが大きさです。返品は面倒ですが、1,000円ほどするのでダメだったからポイとするには惜しいです。
「京仏壇はやし 仏具 お供え仏飯 特小・小」には以下の4サイズが用意されていました。
特小:横38mm×縦31mm
小:横42mm×縦34mm
中:横50mm×縦35mm
大:横55mm×縦42mm
私が使っている仏飯器の直径は約40mmでした。しかし、深さがあるので38mmの特小を選びました。Amazonでは「特小・小」と書かれていますが、両方がセットで届くわけではないので注意しましょう。
届いた商品がこちら。
開けてみるともう完全にお米です。雑穀米と違ってなんと美味しそうなことでしょう。小さいお子さんやお年寄りがいる家庭では誤って口にしないように気を付けましょう。面白いことに触り心地もお米っぽいです。来客が線香を立てる時に目に入るくらいなら絶対にバレない自信があります。
仏飯器に乗せるとこんな感じ。完璧ですね。謎のオリジナルクロスが付いていたので敷いてみました。このクロス、一体何に使うのでしょう?
「京仏壇はやし 仏具 お供え仏飯 特小・小」には表記がなかったのですが、おそらく水洗い可能です。洗えることが明記してある商品もあるので、気になる方はそちらを購入しましょう。
旧田中角栄元首相邸の火災により、LED蝋燭やLED線香への理解も進みました。「五供」のお線香、花、蝋燭の灯り、ご飯、水の水以外は取り替えなくても済む時代が来ましたね。
ご先祖様に失礼だなんだ言う人もいるかもしれませんが、LED蝋燭やLED線香なんてお坊さんもオススメしてくる時代です。仏壇なんて買わないよ、お墓なんて要らないよと言われる方が嫌でしょうからね。
「つかめる水」なんて商品もありますし、水も取り替えなくて済むように出来るでしょうが、私は今のところはそこまで簡略化する予定はないです。最後の砦ですね。