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阿頼耶識の探求

お釈迦様は、目に見えない世界(阿頼耶識の領域•無意識の領域)が存在する事にどうやら気づいていたと思われます。



何ひとつ不自由がなかった暮らしをしていたお釈迦様が、あえて苦行の世界に身をおいたのは、阿頼耶識の領域にたどり着く事を目的として修行に入られたように思うのです。





◉阿頼耶識•波羅蜜多の法則



意識•思考







気分•感情の変化(五蘊)



※意識や思考の内容ではなく、

その時に感じた気分や感情が、

現実に投影される。







波動•振動数の上昇







現実に投影



◉般若心経における、色即是空 空即是色 受想行識奕復如是、とは。



※受•想•行•識は色即是空、空即是色に同じ。

※受即是空、空即是受。

※想即是空、空即是想。

※行即是空、空即是行。

※識即是空、空即是識。

すなわち、皆空(実体そのもの)



◉般若心経における照見五蘊皆空とは。



※照見五蘊皆空

=無色•無受想行識

=無苦集滅道

=皆空、及び、度一切苦厄。



四苦八苦、及び、五蘊盛苦は人の解釈(色)でしかなく全ては空であると悟れば、色による苦は消滅する。

◉五蘊盛苦(ごうんじょうく)

自分の気持ちやメンタル、
さまざまな感情をコントロールできない苦しみ。

※五蘊とは全ての感覚、および、その感覚を私たちの意識がどうとらえるか、解釈しているかということ。

があるとされています。

この苦しみと向き合う方法として、

【四諦】という事をお伝えになっています。

四諦とは、
受け入れる事、であり、
諦める事、であり、
手ばなすという事で、

①苦諦

どう頑張ってもどうにもならない事は必ず存在するものだと受け入れる事。

②集諦

どうにもならない事をどうにかしようと抗ったり、
執着し続けるから苦しいという事。

③滅諦

執着を手ばなす事ができれば、
受け入れる事ができ、苦しみが和らぐ可能性がある事。

④道諦

道を求める。

つまり、毎日の生活の中で実践と経験を繰り返す事で、①〜③が腹落ちし、物事の本質が腑に落ちた時に執着を手放す事ができる。

毎日の出来事の全ては執着を手放す修行という事ができる。

という、【苦集滅道】と表現され、

修行を繰り返し、苦集滅道の本質を悟る事ができれば
苦しみか逃れ受け入れる事ができ、それを解脱とされた。

最終的には、
苦集滅道さえ気にならなくなる悟りを、

【不苦集滅道】といい、

般若心経の中にも、
不苦集滅道という言葉があるとおりです。

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