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077.なぜ、テニスゼロの考え方は広まらないの? W.Y.さん

テニスゼロ
吉田様

お世話になっております。
近況報告がてら、メール致しました。

テニス、最高に楽しいです。
ボールから決して目を離さない、ミスしても大丈夫、と私自身がその振る舞いをとり続けています。
もはやホームランアウトでも眉ひとつ動かしませぬ(笑)

その結果少しずつではありますが、テニスを夢中で楽しむ人に出会うことが増えてきました。
私の周りではダブルスで後ろを振り返る人も出てきました。


ただ、まだまだ少ないです。

なぜ、テニスゼロの考え方は広まらないのでしょうか(笑)。
実践すれば、誰でも100%上達するのに、なぜ皆、上手くならない方法で練習するのか、と思ってしまいます。


最近また上手くなったね、と言われます。
なんで上手くなったの?と聞かれます。
テニスゼロのことを教えます。

しかし、ゼロの考え方は中々定着しない人が多く、その場では理解したようになってもすぐ忘れる人もいます。

「何もしてない(考えてない)よ」と言うと、それで上達するわけがない、それは元々できる人の理論だ、と。
「何とかなるまで待つ」と言ったら、そんなバカなと笑われました。

、、気長にいこうと思います(笑)。

※テニスゼロより一言コメント


▶私も体感値として「天動説」だから……


こちらでご紹介したとおり世界最高峰の舞台では、「ダブルスの前衛は後ろを振り返らないで前を見ておけ!」の常識的なテニス指導によるアドバイスは、完全に無視されているのです!

https://youtu.be/cnGpB8XPPno

さてテニスゼロはなぜ広まらないのか?

こちらで取り上げたとおり、まさに「天動説」と「地動説」ですからね。
 
今は常識的なフォーム指導の「天動説」が信じられている以上、「地動説」を唱えようとするテニスゼロは、どうしても訴求力が弱いです。
 
私自身いまだに、太陽や星々が動いている「天動説」だと、体感値として錯覚しがちですが、しかし現実はそうではない。

私が言っている内容が、伊達や酔狂なのでしょうか?(関連記事「『みんなやってる』みんなって、だれ?」)

実際にはこの足元の地上が動いていたと言われても、それはなかなか信じてもらえません
 

▶アドバイスをもらってありがたいはずなのに……


さて常識的なテニス指導につきまして、それに取り組み、フォームを矯正すればテニスが上手くなると信じていたというのに、まさかボールへの集中の妨げになりかねず、むしろ「下手になる」危険性さ孕んでいるとは!?
 
「ヒザを曲げましょう」「横を向きましょう」「両手打ちバックハンドは腕で五角形を作りましょう」などなど、「たくさんのアドバイスをもらってありがたい」と思っていたのだけれど、それらが多ければ多いほど、自分の体はがんじがらめになります。
 
頭が体に「こういう形を作りなさい」と命令するわけですから、体は自由に動けません(関連記事「だからプレーは萎縮する」)。

しかもその間、五感が担うボールに対する感受性は遮断されています。
 
これがテニスをどれだけ難しくしていることか!?

▶自分の心身で確かめてみるのがいちばん早い


もちろんフォーム指導、フォーム矯正でテニスが上達できる人はそれでいいと思います。
 
また私が知らないだけで、有効なフォーム指導、フォーム矯正もあるのかもしれません。
 
だけどそれで思うようにいかず、苦しんでいるプレーヤーさんにとって、テニスゼロは参考にしていただけると思います。
 
ちなみに、「本当に効果のあるテニス上達法」(の見極め方)はこちら
 
自分の心身で実際に確かめてみて、結果が出ているか否か、です。

どんなに合理的・科学的に思える指導であっても、上達できていないのだとしたらそれは、無効

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即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO(テニスゼロ)
スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero