質問132:適当にやればうまくなるっていうんじゃ結局は最初っからうまくなる人とならない人っていう感じで才能が決め手になるんじゃない?
回答
▶「グッドショット」「バッドショット」は決めつけ
ボールがどこへ飛んで行くかの行方は意識しないでください。
深く飛ばすイメージもご不要。
深いボールはグッドショット、浅いボールはバッドショットなど決めつけるのは、主観的なジャッジメントです。
なぜなら相手から飛んで来る浅いボールを苦手にしているプレーヤーも少なくないからです。
▶ボールはどこへ飛んでも構わない
さて、飛んで行くボールの行方や深さについて、それらを意識している時、ボールの回転は見えません。
どこへ飛んで行くかの「結果」は、どこへ飛んだとしても構わないのです。
深くなくても、浅くても構いません。
どこへ飛んで行くか、どれくらい深く飛んだかは、ボールの回転を見続け、見届ければ分かります。
▶「成功しかない」必ず結果が出る方法
「それではボレーをコントロールできないのではないか?」といぶかられるかもしれませんけれども、どこへ飛んで行ったかの「結果」について考えなければ必ず結果は出て成功する話はこちら。
私は「必ず」や「絶対」などといった表現はなるべく避けるようにしていますが、上記は「成功しかない」必ず結果が出る方法です。
▶「悪い」と決めつけずに「集中し続ける」
今は自分の打った飛んで行くボールの行方や、深さを意識しているため、自分の思わぬ結果になった行方や深さになった時の自分が打ったボールに、集中できていません。
お言葉を借りれば、「フレームに当たってネットや大アウトを引き起こしたボール」について、「悪い」などと決めつけずに、集中し続けるのです。
そうすれば小脳運動機構による「あみだくじ理論」にのっとり、体は誤った動き方(打ち方)をしなくなってきます。
ロジャー・フェデラーやラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチのような「当たりくじまで一直線」の動き方(打ち方)になるのです。
▶フラフラ「する」からフラフラ「しなくなる」
小脳運動機構について、自転車は「転ぶ」から「乗れる」ようになるのです。
今はペダルのないバランスバイクでバランスを取る練習ができるから、転ばなくても乗れるようになるのかもしれませんけれども、いずれにしてもフラフラ「する」からフラフラ「しなくなる」のです。
その転ぶ脳内回路の横棒が、ふらつく経験を通じて取っ払われるから、当たりくじまで一直線の回路が使われてふらつかずに乗れるようになります。
テニスの上達に親しみやすくご活用いただけるように、私は「あみだくじ理論」などというくだけた表現を用いますが、「小脳運動機構」などのワードでネット検索すると、その科学的メカニズムにたどり着けます。
「テニスは自転車に乗るようなもの」と言ったのは、かつての天才少女、今のレジェンドであるマルチナ・ヒンギスでした。
▶入っても入らなくても「どうでもいい」
おそらく今は「ダメだ」などと、打った瞬間に反応してしまっているために、ビクッとなって、ボールに集中できていません。
なのでお言葉を借りると「ボレーが徐々にうまくなっていく人っていうのはどういう心境でのぞんでる」かというと、「打ったボールが相手コートに入っても入らなくても、どうでもいい」心境です。
ですから「適当」にやれば、上手くなるのです。
ですから「決め手は才能ではない」のです。
遺伝子レベルでは東大生も中卒も、差はありません。
▶「遊び感覚」で急速に上手くなる
入れたい欲がありません。
お言葉を借りれば「徐々に」ではなく、入っても入らなくてもどうでもいい「遊び感覚」でやっていれば、「急速に」ボレーが上手くなります。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
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