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質問1557:派手なショットをアタマに浮かんだ時に、やらない方がいい?

本日大会があり一回戦で2-6で負けてしまいました。
0-2で負けていて、そこから2-2まで追いつき30-40でリードしていた時にふと練習もしてないのにフェデラーやキリオスがやっている
SABR?みたいなものをやりたくなってしまい大飛球でアウトになりました。そこから、派手なショットを求めて失敗し
流れが悪くなりサーブも何も入らずそのまま負けてしまいました。
ここで質問なのですがこういう派手なショットをアタマに浮かんだ時に、やらない方がいいのでしょうか。途中で楽しもうと思ってふざけてしまったのかなと適当になったのかなと思いました。

回答


▶私たちは「生身の人間」

 
やらないほうがいいというわけではありません。
 
ただ練習していないのであれば、「やる・やらない」というより、「できない」と思います。
 
脳は確かにコンピュータのOS(オペレーションシステム)のような働きをするけれど、そうは言っても私たちはプログラミングされた機械ではなく、「生身の人間」ですからね。
 
野生動物の子カバだって、最初は親カバのようには上手くは泳げないのでしょう(関連記事「カバの母さん賢い母さん、教えずに泳がせる」)。

▶良い流れは変えない

 
0-2から2-2へゲームカウントが追いついて、相手のサービスゲームで30-40とポイントでも追い越したところで、「平常心」が損なわれたのかもしれません(関連記事「平常心で試合に臨む」)。
 
良い流れがきかけたところでしたから、そういう場合は基本的に「変えない」ほうが安全だったのではないでしょうか。
 
これは勝負の鉄則だと思うのですけれども、良い流れは変えない
 
自ら変えてしまったのが「自滅」だったと顧みます。
 

▶悪い流れを変える

 
「楽しもう」とする姿勢も良かったと思います。
 
慎重になりすぎない「適当」な程よさも。
 
あとはSABR(スネイク・アタック・バイ・ロジャー)や派手なショットを「練習」しておき、悪い流れを変える起爆剤として使ってみるのも手だと思います(関連記事「苦手なリターンから主導権を握る!」)。

▶誠実に生きる

 
ちなみにゲームカウント0-2は、「負けていません」よ!
 
一時的にリードを許しているだけ。
 
人生だって同じですよね。
 
心がけと実践しだいで、いつからだって挽回可能
 
「誠実に生きよう」とする心がけと実践が、大事だと思います。

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