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質問005:ボレーの時、速い球がきたらビビってしまう

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〜12月22日 14:00

ボレーの時、速い球がきたらどうしてもビビっちゃいます。

回答


▶ビビるとボールは「余計に速く」感じられる

 
速いボールがきたら、どうしてビビるのかというと、体にぶつかると痛いからというよりも、やっぱりミスするのが怖いからビビるのですね。
 
そうして怖がると、ますます相手のボールが速く感じられるから、余計に怖くなってビビります

▶ダブルス「ぼっち問題」はこうして起こる

 
たとえばジェットコースター。
 
怖いからといって目をつぶって乗ると、周りの景色が見えなくなって、余計に怖くなります。
 
ですから行く先がよく見えない東京ディズニーリゾートの暗闇を疾走する「スペースマウンテン」、あるいはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリウッド・ドリーム・ザ・ライド「バックドロップ」は、相対的により怖ろしく感じます。

「バックドロップ」では乗りながら聞く曲をいくつか選択できるのですけれども、私は地元ですからドリカムの「大阪LOVER ~special edition for USJ~」を選んで乗りましたが、絶叫してしまってスペシャルエディション部分が聞き取れないくらい、やっぱり怖ろしかったです。

 
お化け屋敷も暗闇で見えないから怖いのであって、白日のもとにさらしてしまえば、全然怖くなくなり、滑稽にすら見えます。
 
それと同じように、打たれるボールが速いからといって、目を逸らさないまでも、応じるのをためらったり、あまつさえ後衛のパートナーにまかせて避けようとばかりしていると、余計に速く感じて怖くなります。
 
ダブルス前衛でよくある、ひとりだけプレーに参加できない「ぼっち問題」は、こうして引き起こされます。
 
そしていざ、自分のほうへボールが飛んできたら、ビビっているからミスしがちです。
 

▶「ステップダウン」で飛躍する

 
逆にいえばボールをハッキリ、クッキリ見られるようになると、怖くなくなります。
 
ボールをハッキリ、クッキリ見るためには、『新・ボールの見方』が役立ちます
 
添付の画像(ページ最上部)を参考に、目の前で人差し指をゆっくりと、左右に動かしてみてください。
 
欲をかいて「速い動きを見切ってやろう!」とすると、上手くいきません。
 
公文式のステップダウン
 
上がるばかりが向上ではなく、一旦下がるステップダウンが、バネのような飛躍をもたらします
 
なので、始めはゆっくりな動きからです。
  

▶ボールを止めて見る技術

 
さて普通に見るだけだと、人差し指が目の前で左右に振れ、動きの残像により、人差し指の輪郭がぼやけたり、カスレたりして見えたりすることがあると思います。
 
指が二重に見えたりすることもあるかもしれません。
 
だけどこの時、「指紋」を見ようとすると、指が視野の中心にとどまり、背景がその背後で動いているはず。

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