さよならBrave Girls!KPOP界最大の奇跡☆逆走No.1を獲得したBrave Girlsの涙~青春という名のKPOP Vol.22【2/19/23記事更新】
2023年2月16日。あの奇跡のグループが専属契約終了を発表した。
奇跡の逆走アイドルBrave Girlsがグループ活動を終える。
所属事務所のBraveエンターテインメントはプレスリリースを通じて「当社所属アーティストのミニョン、ユジョン、ウンジ、ユナの4人の専属契約が本日終了する」と、公式コメントを発表した。
また、「Brave Girlsのメンバーと当社は、長い時間深い議論の末に円満な別れを決めた。お互いを応援する気持ちを忘れず、これからはそれぞれ新しい場所で、ファンの方々の愛に報いる予定」とし、「過去7年間、Brave Girlsとして喜怒哀楽を共にし、情熱的に活動してきたミニョン、ユジョン、ウンジ、ユナに心から感謝し、惜しみない拍手をささげる。メンバーたちの新しい活動を常に応援する」と明かした。
Brave Girlsは現在、2016年にデビューした2期のメンバーで構成されており、2017年にリリースされた「Rollin'」が2021年に大ブームに。
2021年のKPOP界の大きな話題の一つと言えば、アラサー4人組のK-POPガールズグループのBrave Girlsが“奇跡”を起こしたことだろう。
ある動画がアップされてからたった1ヵ月で、万年チャート圏外だった彼女たちが1位に上り詰めてしまった。
その曲は、Brave Girlsの「Rollin’」。
その奇跡の1曲と彼女たちの軌跡を紹介したい。
Brave Girls。略称はブブゴル。
公式ファンダム名はFEARLESS(フィアレス)。
デビュー当時は5人組であったが、メンバーの脱退や加入を経て現在は4人組として活動。
Brave GirlsをプロデュースしたBrave Brothersは日本との関係があり、日本滞在時でのエレクトロミュージックとの出会いをきっかけにポップにエレクトロミュージックを組み合わせて制作するようになり、ヒップトロニカという音楽ジャンルを確立させた人物だ。
そのBrave Brothersのプロデュースにより、ウニョン・ソア・イェジン・ユジン・ヘランの5人で2011/4/8リリースのシングル『The Difference』(タイトル曲:So sexy)でデビュー。
しかし、Brave Girlsはデビュー後、長年ヒットに恵まれないまま、メンバーの再編や脱退を繰り返している。
2016年2月3日にウニョン・ソア・イェジンが脱退し、ミニョン・ユジョン・ウンジ・ユナ・ハユンが加入し、7人で活動再開。
Yoo Hoo(MV視聴回数:62万回/2016年8月31日-)
7人組体制での1曲で、水着でプールで楽しそうに遊んでいるけど、
グラビアアイドルのイメージビデオを見ている感じの露出感!笑
2016年6月27日に3rdアルバム「HIGH HEELS」をリリース。
High Heels(MV視聴回数:254万回/2016年6月27日-)
やっぱりセクシー&ユニークなお遊び満載のMVで面白いけど、、
それでも、やっぱりブレイクはしなかった。
2017/1/13にユジンとヘランが脱退し、5人体制となり、逆に2011年デビュー組の5人は誰もいなくなった。。
ユジョン・ウンジ・ユナがアイドル再起番組『The Unit』に出演。
171125 The Unit - Brave Girls Cut
薄汚いフロアの練習場に横たわる彼女たちの姿が寂しい。
この番組も、再起のきっかけにはならなかった。。
そして、5人体制となっていた彼女たちは2017年3月に、後に伝説となる「Rollin’」をリリースする。
でも全く売れず、鳴かず飛ばずの状態。以降もヒット曲に恵まれず2018年8月にメンバーのハユンが脱退して4人体制になり、そして今年2月23日、メンバーたちは話し合った後に解散を決意したという。メンバーのうち2人はすでに宿舎を出るべく荷物をまとめていた。
ところがその翌日に、ある動画がYouTubeにアップされ、瞬く間に拡散されて話題になる。
それは韓国陸軍慰問していた彼女たちのステージだった。
Brave Girlsは2016年から軍慰問ライブを継続的に行っていて、そのひとつがYouTubeに挙がったことで様々なSNSで拡散され、瞬く間に「Rollin’」は話題沸騰!なんと動画がアップされてからたった1ヵ月で彼女たちが1位に上り詰めたのだ。
この大躍進は「チャート逆走現象」と呼ばれ、シンデレラストーリーとして韓国国内で大きな話題となった。
2021年3月14日に『人気歌謡』で1位を記録すると『THE SHOW』『SHOW CHAMPION』『M COUNTDOWN』『ミュージックバンク』でも1位となり、見事に主要の歌番組すべてを制覇!
す、凄い。。
ということで奇跡の起点となった動画はこちら!
凄い熱狂ぶり!!
そして、「人気歌謡」で初めての1位を獲得し、号泣する彼女たち。
「人気歌謡」1位発表直後のインタビュー/号泣ステージ(字幕なし)
号泣していて彼女たちが歌えてないので(笑)
音楽番組でのステージパフォーマンスを2つ。聴けば聴くほどクセになる!「MUSIC BANK」でのステージ
「M COUNTDOWN」のステージ
そして、発売から数年後の奇跡を知らずに撮っていたMVも彼女たちの自然体な魅力に溢れている。
Rollin'(Clean ver.)(MV視聴回数:889万回/2017年3月2日-)
後にUPされた、より開放感のある別バージョンも掲載↓
「Rollin'」 (New Version)(MV視聴回数:810万回/2018年8月11日-)
サビが印象的でノリがよく、軽快なサウンドとメインボーカルのミニョンを始めとするメンバーの透き通ったヴォーカルが特徴。
サビのRollin’ Rollin’ Rollin’ Rollin’♪というフレーズは一度耳にすると頭から離れない中毒性で何度もリピートしてしまう!
この「Rollin」の逆走1位の影響で、2020年8月5日にリリースされていた「We Ride」の音源やMV視聴回数も上昇!
We Ride(MV視聴回数:1027万回/2020年8月5日-)
ミディアムテンポの落ち着いたメロディだけどなかなかいい。
そして2021年6月17日に5thアルバム「Summer Queen」(タイトル曲:Chi Mat Ba Ram)をリリース。
Chi Mat Ba Ram(MV視聴回数:3746万回/2021年6月17日-)
これぞBrave Girlsに期待していた新曲といったノリの良いサマーチューンで最高!
改めて彼女たちの歌唱力の素晴らしさも伝わる楽曲だ。
2021年8月17日にはシングル「After We Ride」をリリース。
After We Ride(MV視聴回数:2304万回/2021年8月17日-)
2020年にリリースされた「We Ride」のその後、といった設定で「祭りの後」といった雰囲気。
歌詞を見ると「We Ride」でぎくしゃくしていたカップルが別れるが、未練があり、お酒の勢いで元カレに連絡するといった物語で、We Rideから続けて聞くと、1つの物語のように楽しめる。
一人一人が今までを振り返るような表情でバラードを歌い上げ、彼女たちの歌唱力を伸びやかに披露している。サビもとてもいい!
個々でInstagramもしているメンバー達を紹介。
【メンバー紹介】
ミニョン/1990年9月12日生(32歳)
※Instagramが現在開かないので写真とTwitter/Youtubeを掲載。
ポジション:リードボーカル、リードダンス
ユジョン/1991年5月2日生(31歳)
サブボーカル
ウンジ/1992年7月19日生(30歳)
サブボーカル、リードラップ
ユナ/1993年4月6日生(29歳)
リードボーカル、リードラップ
彼女たちのVlog動画もいくつか紹介しよう。
KPOP界の2021年の顔となったBraveGirlsの今後の活躍も楽しみにしたい!
と思ったら、2022年3月14日に6thミニアルバム 「THANK YOU」 リリース!
Brave Girls- the 6th Mini Album [THANK YOU] Highlight Medley
タイトル曲のMVがリリースされたらこちらに掲載します↓
THANK YOU(MV視聴回数:4.2万回/2022年3月14日-)
彼女たちの優しさと美しさが溢れるポジティブな曲で聴いていて心地いい!
ぜひ、ヒットしてほしい。
そして、3月31日から始まる「クイーンダム2」に出演決定して、ここでも後半に奇跡を起こし、私は涙した。
彼女たちの感動のパフォーマンス&素の魅力が見れて良かった!
そして2022年はUSツアーも成功させた!
[TOUR DIARY] Brave Girls 1st U.S. TOUR #01
[TOUR DIARY] Brave Girls 1st U.S. TOUR #02
[TOUR DIARY] Brave Girls 1st U.S. TOUR #03 - YouTube
[TOUR DIARY] Brave Girls 1st U.S. TOUR #04
[TOUR DIARY] Brave Girls 1st U.S. TOUR #05
10月16日、ついにKCONステージで生「ROLLIN’」を見れた!
他のグループとは一線を画す成熟した魅力と安定のパフォーマンスが見事だった!
そして彼女たちの生パフォーマンスを観てからちょうど4か月。。
【2023年】
2023年2月16日、所属事務所がBrave Girlsの全メンバー専属契約終了を発表した。
所属事務所のBraveエンターテインメントは「当社所属アーティストのミニョン、ユジョン、ウンジ、ユナの4人の専属契約が本日(16日)終了となる。これに伴い、Brave Girlsは本日発売するデジタルシングル『Goodbye』を最後に公式的な活動を終える」と明らかにした。
(Brave Girls) - Goodbye : Epilogue Film
ただ同日、Brave Girlsのメンバーたちが、所属事務所との専属契約満了に関連し、「解散ではない」とコメントした。
16日、ミニョンはグローバルファンダムプラットフォーム「UNIVERSE」を通じて「7周年を祝福してくださって本当に感謝している。お知らせをこのように遅れて伝えることになって申し訳ない。Fearless(Brave Girlsのファン)のおかげで、ここまで耐えることができた。また7年間でもっと多くのFearlessに会うことができて嬉しかった」とファンへメッセージを送った。
更に「もっと踏ん張ろう。私はもっと踏ん張ることができる」とし、「私たちは決して解散ではない。メンバー4人はいつでも一緒に活動する意思があるし、契約終了であるだけで、私たちはそのままだ」と強調した。
彼女は「終わりではないと思うので、これからもっと幸せなことをたくさん作れるように努力するので、たくさん応援してほしい。あとで曲が出たら、聴きながらあまり悲しまないように」と「endではなくand」と強調した。
また、ウンジもファンに「7周年なのに悲しいニュースを伝えたようで、本当に申し訳ない。でも、私たちはどこにも行かない。私たちはこれからもっと幸せになるでしょ?」とし、「なぜそんな記事が出たんだろう。契約終了が事実」とし、解散ではないことを明らかにした。
ユジョンも「私は今日から約8年間一緒に過ごしてきたブレイブエンターテインメントとお別れする。初めて私の夢を叶え、愛するメンバーたちに会い、泣いて、笑って、また私という人間についてもっと知り、本当の愛と友情ということについて知ることができたありがたい場所だった」とし、心境を伝えた。
また「初めて別れを決心した2年前よりむしろもっと大きなことを成し遂げた今の別れにさらに胸が痛む」としながら「愛していただいた分、期待していただいた分だけもっと申し訳なく、その資格に対してより考えさせられる。これからも限りなく未熟なナム・ユジョンという人間をしっかりと磨いていく」と、今後の覚悟を伝えた。
ユナも「言葉が長すぎるかな。心に留めておく。私たちを分かってくれて、見つけてくれて、ありがたいし、大切だ。これからもずっと愛してる。今度は私がFearlessに会いに行くよ」とコメントを残した。
Brave Girlsは2011年にデビューし、2016年から現在の第2期メンバーで活動を続けてきた。そのような中、2017年に発売した「Rollin'」が、4年を経て2021年にブームを巻き起こし、シンドローム級の人気を博した。
本当にKPOP界の最大の軌跡と言ってもいいだろう。
当時、解散寸前まで追い込まれていたBrave Girlsは、大衆に愛されながら活動を続けてきた。
所属事務所との契約満了により、Braveエンターテインメントを離れることになったが、彼女たちが言うようにBrave girlsは解散していない。
だからまた彼女たち4人のステージが観れる日が来ることを待とう。
その時までファイティン!
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