至高の歌姫IU・12年ぶり来日コンサートに感動の涙が止まらない!「2024 IU H.E.R. WORLD TOUR CONCERT IN 横浜」ライブ体験記40~青春という名のKPOP(K-POP)Vol.179
やっぱりIUは、別格の存在でした。
感動を超えた瞬間が何度もあった。
そして、私たち夫婦にとって
今まで一番涙を流し、幸福感に満ち溢れた
一生、忘れられないライブ体験になりました。
韓国を代表する歌姫であり「マイ・ディア・ミスター」「べイビー・ブローカー」「ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~」などで女優としても活動するIUが、3月2日に韓国ソウルでスタートさせたワールドツアーの日本公演となる「2024 IU H.E.R. WORLD TOUR CONCERT IN YOKOHAMA」を、3月23日~24日に神奈川・横浜アリーナで開催し成功裏に終え、日本のUAENA(ファンの名称)に忘れられないステージを披露した。
今回の公演は、ワールドツアーの幕を開けたソウル単独コンサートの次に行われ、チケットは全席完売を記録し、12年ぶりの来日コンサートにもかかわらず、IUの凄まじい人気を証明した。
私は妻と、24日に行ってきました!
それにしてもこの日をどれだけ夢見たことか。
昨年、IUの映画を観に行った時には、まさか半年後に来てくれるとは夢にも思わなかった!(その時の記事はこちら↓)
では、当日を振り返ってみよう。
その日は午前中に整体に行ったり、パーキンソン病の父の見舞いに行って
お昼は辛ラーメンを食べてから、いよいよ妻と新横浜に出発!
初めて横浜アリーナに入って、見やすい席で良かった!
そして、ついに待ちに待ったIUのコンサートが開幕!
24日(2日目)のセトリはこちら!↓
SPOTIFYでセトリのプレイリスト作成!是非お聴きください。
IUと会える瞬間を待ち望んだ満員のファンと私たちの前に、会場中のペンライトの眩い光に包まれる中、ついに歌姫IUが生バンドを従えて登場!
最初は、2月20日にリリースした6thミニアルバム「The Winning」のタイトル曲「Holssi」からライブはスタート!最初から掛け声が飛び交う!ダンサーの子供たちも可愛らしく、IUの軽やかな歌声に乗って多幸感が溢れる!
この「Holssi」という曲はたんぽぽの種が高く飛んで空で咲くという比喩を用いて、困難に直面しても前に進み、自分だけの道を歩むことを伝え、聴衆に勇気を与えてくれる曲。
後半にも一度この曲を歌ってくれたのは、IUの多くの人に希望の芽を開いてほしいという願いが深く込められてると思った。
その後「Jam Jam」では伸びやかで透き通るような歌声が会場全体に響き渡り、すでに妻は涙目になっていた。
彼女の可愛らしさが詰まった「Ah puh」と続き、MV視聴回数が2.6億回超の大ヒット曲「BBIBBI」はポップでノリが良くて大好き!
その後、びっくりしたのはMCでIUの日本語の流暢さ!
2012年3月に日本デビューをして以来、12年ぶりの来日コンサートとは思えないほど、流暢な日本語で「本当にお久しぶりですね。待たせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。すごく会いたかったです」と話して、この日のトークは多くの日本語を交えて行ってくれた。
そして、IUのお母様が用意してくれたというIUのトレカとトレカケースにキーホルダーのソンムル(プレゼント)にも触れて、「韓国では座布団でしたが、日本に運ぶのが難しくこちらになりましたが、原価は上なんですよ」とチャーミングに笑いを誘う。面白かったのはIUが屈んで水を飲むたびに歓声が沸いてた。
そして雰囲気は一転、ボサノバ調の「Obliviate」では艶やかな歌声に様変わりして、極上の声に酔う感じで最高。。。
そして、これまた大好きな「Celebrity」は歌声のみならず、その演出に感動した。日本の子役の女の子(演技上手!)がステージの端から端まで可愛く挨拶し、会場にそれに応えてほっこりした後、女の子の足元から光の筋が伸びていき、IUが現れて鳥肌!「Celebrity」を一言一言メッセージを込めるように歌い上げて、次の「Blueming」では会場中で合唱状態で盛り上がり、そして聴くだけで涙が零れてしまう「Eight」は心に深く深く染み入るようで素晴らしかった。
次の「Hold My Hand」も優しい声色とメロディが大好きな曲だけど、IUの透き通るような高音のロングトーンも美し過ぎた。会場に語りかけるように歌ってくれた「I stan U」では配られたサプライズ用のスローガンを掲げて、会場一体となって幸せだった。この曲もIUの声とメロディが溶けあい、本当に力強くドラマティック!
中盤では思わず踊りだしたくなる「HAVANA」から、カフェでくつろぎたくなるようなオシャレな雰囲気の「Friday」と堪能して、その後、椅子に腰掛けて、アコースティックバージョンの「strawberry moon」と名バラード「Through the Night」を披露してくれたが、どちらも心に沁み渡るような曲で、なぜこんなに次から次へと素敵な曲が続くのだろう、としみじみ。一連の楽曲を一つひとつ大切に想いを込めて語りかけるように歌唱してくれ、深い感動に包まれた。
そして、雰囲気がフレッシュに様変わりするような、最新アルバム収録曲「Shopper」を披露してくれてテンションがアップした後、「Abobe the time」ではサビの「キダリョ~♪」からすーっと本当に心が全て洗われてしまうよう。
さらに12年前に日本語バージョンが日本2ndシングルとなった、IUの代表曲とも言える「You & I」のイントロが流れると、この日一番の歓声が上がった。この曲は忘れかけたキュンとした気持ちが湧き上がるほんと名曲! 本編ラスト曲は「憎しみより愛に集中できる人生になりますように」と愛あるメッセージを送ってくれた後に、テテとのコラボレーションと感動的なMVも話題になったバラード「Love wins all」をしっとりと歌い上げてくれて心底浸り尽くすひと時。
それにしても全編に渡ってスクリーンに日本語のフリガナもついたので、私たちも含めて多くの観客が韓国語の歌詞を一緒に熱唱して、一体感が素晴らしかった。
最初のアンコールでは、最新アルバム収録曲「Shh..」からムードたっぷりに始まり酔いしれて、その後IU23歳の時のモーメントが詰まった「Twenty-three」を披露してくれ、軽快なサビで高揚感が更に高まる。そして2度目の「Holssi」はより深くメッセージが心に刺さった。
そしてMCでは「皆さんの拍手の音と『え~?』という声がもう恋しいです。こんなに可愛らしい観客の皆さんと、夢よりも良い週末を過ごしました。本当に感謝しています。すぐに帰ってきます。愛しています!」と、公演の感想を伝えてくれた。
一度去った後も、鳴り止まぬ拍手と「Give You My Heart」の会場の合唱(キーが高くてほとんどの方が途中挫折(苦笑)根強い女性たちが頑張って歌い続けてくれた。感謝)の後、ダブルアンコールで登場してくれて、「本公演の後の打ち上げの時間ですよ」としかも撮影OK!
ヘアスタイルも卑弥呼?を思わせるようなキュートな感じで、「日本のスタッフさんたちが「やりたい!」と言ってくれて、勇気を出してやってみました」と話した。
それにしても、IUという人はどこまでサービス精神に満ち溢れた女神なのだろうとつくづく感心してしまった。改めて情感に満ち溢れた「Give You My Heart」を椅子に腰かけて一言一言会場と言葉を交わし合うように歌ってくれた。
※ここからは、私より遥かに上手に撮影された方の動画をシェアしますね。
そして珠玉のバラード「My Sea」を伴奏無で1フレーズ歌ってくれてた後、会場のリクエストが多かった笑顔たっぷりに「Someday」を歌ってくれた。
そしてフィナーレの盛り上がりを高めてくれる壮大なメロディと伸びやかな歌声が広がる「EVERY END OF THE DAY」では心から清々しい気持ちになった。最後の最後まで声量も衰えず、本当に凄い。。まさにクライマックス!是非ご覧ください!
最後は「Epilogue」を囁きかけるように美しく歌い上げて……
会場全体に名残惜しさと深い余韻を残しながら
3時間強におよぶコンサートは幕を閉じた。
本当に、本当に素晴らしくて
語彙力がほぼ枯渇するほど、深い感慨に包まれました。
妻は今回のコンサートは最初から最後まで度々涙を流していた。
私も後半グッときて涙をこらえる瞬間が何度もあった。
本当に深い余韻を胸に会場を後にして、妻と必ずまた行こうと誓った。
皆さまも是非、IUが日本でコンサートをまたする時は、一度足を運んで体験してほしいです。
長いようで短い人の一生の中で、紛れもなく、一つの美しい思い出になることでしょう。
これからアジアをめぐり、また7月には大阪にも来てくれるけど、何度も「また必ず日本に来ます!」と言ってくれた言葉を心に刻んで再会を楽しみにしたい。
彼女の語った「愛を選ぶ人生」をこれからも。
ファイティン!
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