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おはなし

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おはなしです。私抜きで創作はできないと、グザヴィエドランさんが言っていました。じゃあこれは、私です。
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2020年11月の記事一覧

青の時間の中で

晴れている。青色のハチマキを巻いた男子高校生が3人(正面から3人に正対して見て右にこうちゃん、真ん中に谷崎、左にいっちー)、並んでいる。3人の足には同じ濃さの青色をした紐が結ばれている。土のグラウンド。一周が200メートル程のトラックを作ることができる広さがある。
周りにはまばらに人がいるが、3人は、今ここには自分たち3人しかいないと、無意識に感じている。
3人は、真っ直ぐ立てば、60メートルほど

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登校

登校

正樹「あの線を越えたら天国だとして、お前は行く?」
優也「行くかな。どうだろう。」
正樹「俺は行く。」
優也「どうして?」
正樹「天国っていいとこらしい。」
優也「僕もそう聞いてるけど、わざわざ行くようなとこかな。」
正樹「例えば、ソーダとコーラがあって、お前はどっちを選ぶ?」
優也「ソーダ。」
正樹「わざわざ選ぶようなものかな。」
優也「ほほう。」
正樹「例えば、お母さんとお父さんがいて、お前は

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インマニエルエマニエル今煮える 改

インマニエルエマニエル今煮える 改

女「私、貧乏性で、目的の駅で降りるのと、一駅前で降りるのとで、交通費が変わるなら、一駅前で降りて歩くんですよ。」
男「はあ。誰でもそうするんじゃないですか。」
女「違うんです。絶対にそうするんです。疲れていても、次の予定に遅れていても、そうしなければならないような気持ちになって、絶対にそうするんです。」
男「なるほど。」
女「バイト先から家に帰ってくる時がちょうどそれで。いつも2キロくらい歩いて。

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