怒りにとらわれないマインドフルネス 藤井 英雄

毎日本を読む8/28
怒りにとらわれないマインドフルネス 
藤井 英雄


昨日一昨日とマインドフルネス関連の本を続けてきて、
DaiGoさんの本はとてもわかりやすくすっと入ってきたものの、昨日のものがなんだかイマイチ響かなかったため、三冊目。
6月に毎日本を読むきっかけとなったのも、怒りからくる問題からの学びだったため、セルフコントロールやメタ認知的なことへの学びのアプローチは、引き続き継続したいと思っている。
直接的に怒りのコントロールに関するマインドフルネス関連本だったので。

なぜこの本を手に取った??


「イマココ」

禅にルーツがあるからこそのキーワード
「怒り」は現在であり
「恐れ」が未来
「悲しみ」が過去
怒りは「イマココ」なんだと。

陰陽五行説についてまで触れられていて、ここはもっと勉強してみたいと感じている。
悲しみ⇒恐れ⇒怒り⇒喜び⇒思い
そして思い⇒悲しみと循環する。
最初は「???」だったものが、読んでいるうちに「あぁ!」となった。
マインドフルネスにあるようになれれば、この循環を少し意図的にいまどこにあるのか、扱うことができるだけだなと理解した。


第4章で書かれている、「Iメッセージ」はとても良い学びだ。
相手への伝え方を「Ⅰ(私)」を主語にするメッセージで、その際にマインドフルネスの客観視で得た一次感情に戻づいて、たとえば「寂しかった」という気持ちを伝えると、うまくいきやすいというものだ。
逆に「YOU(あなた)メッセージ」は、相手を主語として非難するようなもの。確かにそうだ。
感情のままに思ったことを口から出せば、だいたいそうなってしまうだろう。
マインドフルネスが今までより少し具体性を持って捉えられた。



つまり、客観的な自分の状態への気づきを、より高い頻度にもっていくために瞑想などを活用して、自分を他己のように俯瞰するための訓練をする。
それによってマインドフルな状態から物事をとらえてアプローチするクセをつけるといいよねっていう話ですね。
わかりやすい。納得。



アンガーマネジメントはマインドフルネスにかかわって最も重要な問題ととらえていた。
10秒の訓練を積むことを日常にした。
毎日定時に瞑想を取り入れてみた。
起床時、食事時、風呂時と決めてみた。
それ以外にもしたいときにした。
5分の瞑想は始めなかなか難しかったが、慣れると心地よいものになってきた。
時々本書を手に取り見返しつつ学びを続けていった。

この本を読んだ結果少し先の未来はどうなった??




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