毎日の食生活に関する雑感
日々刻々と時間は経過し、肉体は劣化していく。
悲しいかな、それが自然の摂理。
そんな流れに逆らうが如く、4年ほど前から 糖質制限 を始めたが、この歳になったら、別にいつ死んでも構わないんだから、好きな物、うまい物を、気兼ねなく食べれば良いのではないかという気もする。
しかし、すでに自分の身体は、糖質の多い食材を忌避するようになっている。
米やパンなどは、食べれば確かに美味いのだが、それを食べる事への罪悪感が大き過ぎる。
世の中の9割以上の人は、炭水化物を普通に摂取して生きている。
スーパーマーケットには、炭水化物や糖質を大量に含んだ商品が陳列されている。
そして、肥満や糖尿病が蔓延している。
しかし、中には、90歳、100歳まで生きる人がいるのも事実だ。
こういう糖質制限をしないで長寿を全うする人たちって、普段どんな物を食べているんだろう?
4年前、普通に炭水化物を摂取していた頃の自分は、確かに不健康だった。
検査はしてないが、おそらく糖尿病予備軍か、糖尿病だったかもしれない。
それくらい、糖尿病の前兆とも言える倦怠感や喉の渇きなどの症状があった。
それが、糖質制限を始めてから体重が20キロ減り、血圧が安定し、不整脈が無くなって、体調が良くなった。
当時のズボンがブカブカになって捨てた時は、結構、感動したものだ。
だから、今更、糖質を以前のように摂取する気にはなれない。
とは言え、様々な人のグルメブログを読むにつけ、あぁ、あれも食べたい、これも食べたいという気持ちは湧き上がってくる。
ダイエットには チートデイ が付きものだから、そういう時は、我慢せずに食べても、さほど問題はないと思うのだが、意外に完璧主義な自分は、それが出来ない。
しかし、世の中には、どうして糖質を摂取しながらも健康に生きられる人が存在するのだろう?
かの近藤先生が「日本の長寿村・短命村」で書いているように、白米をあまり食べず、毎日、肉体労働をして糖を代謝しているのだろうか?
それとも、通常人よりも糖の代謝やインスリンの分泌が進化しているのだろうか?誰か、そういう糖質を普通に摂取しながらも長寿で健康な人を研究して、人類の代謝について解明して欲しいものだ。