成功体験の罠
あなたがこれまで成功体験として残っている記憶を思い出してみてください。
例えば、
こういった事でも良いですし、自分にとって成功したと思える事ならなんでも良いのです。
これは
こういった事でも良いのです。
では、ここからが本題です。
この問いに対してすぐにピンとは来ないかと思います。
実はこれが非常に厄介なのです。
何が厄介かって、人間は自分が過去の成功体験に縛られて、そこから得られた産物を無意識で続けています。
しかも無意識で続けているから自分で自覚する事が難しいのです。
例えば試験や受験であれば
こういったことや、
就活や仕事でも同じことで、
こういった事が該当します。
なにも、先程挙げたものに対して良し悪しの判断はつけようがありませんし、判断をするつもりもありません。
時にはそういった知見が役に立つ時もあるでしょう。
ただ、それらを日常生活の隅々に無意識に取り入れてしまっている事が問題です。
例えば、就活では本当の自分を押し殺して企業にアピールする事は間違ってはいませんが、それを恋愛でやりだすとどうなると思いますか?
確実に相手に媚を売る形になるので、そんな相手を好きになる理由はありません。
恋愛では自分を押し殺して、相手にアピールして尽くすのはやりすぎです。間違いなくATMとして扱われる対象です。
といった具合です。
もう一つ例を出します。
受験では一日中勉強するのが当たり前で、休んでる暇があるならとっとと机の前に立つといった事も、時として成果を上げることにおいては重要になります。
しかしこれを日常生活で疲れ切っている時、体調を崩している時にやり出すと、かなりメンタルが崩れます。
義務感に支配されて、呼吸が浅くなってとても生きづらい状況に自らを追い込んでしまう原因になります。
こういったアドバイスをもらった経験があるのではないでしょうか。
改めて、過去の成功体験が如何にして現在の自分に障害をもたらしているかご理解いただけましたか?
もっとわがままでいいんです。
ズル休みしたい時はズル休みしましょう。
自分の言いたい事を濁さずストレートにハッキリ言えばいいんです。
ここで誤解のないように伝えますが、成功は実績になるので、自分で事業を起こすような方であればそれは強みになります。
ただ、自分の生活全ての豊かさにその実績を得るまでの知見があなたを幸せにするとは限らないので、よく自分を見つめ直してみましょう。
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