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隣人の隣人はみな隣人だ。社会に広げよう真心の和!
嬉しいお客様
「いままで、どら焼きの違いなんてあまり意識していなかったけど、貴店のこぼれどら焼きでは、違いがわかりました!妻と一緒に食べる用に買って帰ります!」
と、再訪してくださったお客様から、嬉しいお言葉をいただきました。
嬉しさ余って、少し商品誕生について深堀りしますと、商品開発には2つの方向性があると言われております。
マーケットイン (市場のニーズに応える製品)
昨今は、餡子たっぷりとか、モチモチの皮とか、果実やクリームなどの具材で、わかりやすい特徴を出したり種類を増やし横展開するお店が多いように思います。安易とも言えますが、多数のお客様のニーズに応えているとも言えます。
プロダクトアウト(作り手が良いと思う製品を開発する)
ウチの「こぼれどら焼き」は、一見普通のどら焼きですが、奇跡のお導きで、これまでにない発見的なアプローチをしています。
ある意味プロダクトアウトとも言えますが、本来、暖簾の重みってそういう物だったとも思いますし、そして、お客様の驚きや理解の喜びは、プロダクトアウトの商品でないと生まれにくいのも事実かと思います。
商品開発の考え方の話で、どちらが正解とかではないですが。
「こぼれどら焼き」への信頼
こぼれどら焼き誕生のプロセスは信頼できるものだと思います。
それは、人のご縁の奇跡への信頼とも言えるものです。
「つくる」現場に携わると、自分のアイデアを通したいと、エゴが走る。
決して悪い事でもないですが、ただほとんどの場合、自分が思いつくアイデアなんて、先人が既に試しているし、オリジナリティを出そうとして捏ねくりまわした挙句、エゴの塊りか、個性のないオリジナルという矛盾した結果に終わることが多いです。
そもそもアイデア(idea)を、語源的なイデア(神の心にあるものの原型、概念)という観点から見れば、エゴの超越方向の最たるもの。
エゴを超越するアイデア
私のアイデアと違う、予想もしない師匠のアイデア。
その伝授の際、敬意により顕れた真心。
「アイデアは授けますが、吉田さんのお菓子なので、吉田さんが自分の思うようにすれば良い」
と師匠、千秋庵総本家 牧田さん。
私のエゴと師匠のエゴを真心によって超越したアイデア。
振り返ると、修行の日々から繋がっていた結果。さらには、どら焼きを通して零れた美(調和)のしずくなのです。
今回、お客様の驚きとご理解の声をお聞きできて、本当に嬉しくって!
調和の広がりに真心の循環を実感し、自己満足を超えた悦びに気づきます。
社会に広げよう真心の和
「友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪!」と、
タモリさんとお昼休みはウキウキウォッチングしていた少し前の日本人。
自然に受け入れていたフレーズ。
そんな頃、♪私とあなたは友達じゃないけど~私の友達とあなたは友達~だいたいそんな感じ~♪
ギャグマンガ日和というアニメの歌詞に激しく頷いていた当時の私。
それ以降の人生を経たうえで、現在の事業活動に当てはめると、
「隣人の隣人はみな隣人だ。社会に広げよう真心の和!」
なんて言えそうです。
汝、隣人を愛せ。という人類の最大にして永遠の課題
に対し、シン・金蝶堂の事業は、私でもできる事のひとつとして、具体的な解決策の一端を担っているのでは、と結構マジで思っています。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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