モチモチの木 第6時
はじめに
本日は「モチモチの木」第6時を行いました。
読み取りとしては最後の場面になります。
本日もよろしくお願いします。
授業の実際
導入部
いつものやつです。
先「前回は何をやって何が分かったっけ?」
子「豆太は見たの場面を読んで、豆太のその時の気持ちを考えました。」
「豆太は普段はおくびょうだけど、大変な時は行動できる人です。」
前回の「豆太は見た」の場面で子どもたちは豆太の印象が変わっています。
読み取り部
本時はいつもとやることを変えています。
いつもですと、「豆太」の性格や気持ちを読み取っていましたが、本時では「豆太」に対する「じさま」の思いにフォーカスすることにしました。
「弱虫でもやさしけりゃ」の場面はほとんどがじさまのセリフになっています。これだけだと豆太の性格を読み取るのは難しいのではないかと考えたからです。
いつもとやることの違う、子どもにとっては初めてのことなので、まずは一緒にやることを確認していきました。
じさまのセリフは全文ノートに書いてあるので、豆太に対する思いを読み取れるところに線を引いて、じさまの思いを書かせていきました。
今日はじさまのセリフにじっくり取り組んでもらいたかったので、教師としての出はあまりありません。
子どもたちはじさま目線に立って多くのことを感じ取っていました。
その中でも今までの読みが生きているのか、「豆太」に対して自信をもってほしいという考えが多く出ました。
板書を見て子どもたちは、同じ文章を根拠にしていても違う考えが出ている。違う文章を根拠にしていても似たような意見が出ていると面白がっていました。
おわりに
本時は指導書とは違う流れで授業を行いました。うまくいくかなと思っていましたが、案外子どもたちは楽しそうにやってくれました。
明日は「豆太」の性格を本文全体からまとめ、交流をする予定です。
日頃行っている付箋交流についても書ければと思います。
本日も読んでくださった方ありがとうございました。