藤井一二 著作目録ー万葉の時代と社会へ

万葉の時代と社会への関心。中公新書「大伴家持」の著者。続編の執筆中。

藤井一二 著作目録ー万葉の時代と社会へ

万葉の時代と社会への関心。中公新書「大伴家持」の著者。続編の執筆中。

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藤井一二 著作目録:シルクロードと大伴家持の時代

    •     覚書 青春の大伴家持 

      • 「長安」からの招待状‥「令和の遣唐使」

        コーヒータイム(173)                     敦煌楽舞国際学術検討会の記憶      藤井一二(歴史学・文化交流史) 2013年(第1回)と2019年(第2回)、西安市で開催の「敦煌楽舞国際学術検討会」に招待された。私の演題は「シルクロードと大伴家持の時代」。 当時進行中でまもなく選書となる「天平の渤海交流―もう一つの遣唐使―」とリンクする内容であった。   いま気がつけば、西安でスタートし、その後の軽井沢⇨太宰府⇨魚津⇨富山へとリレーした公開講座=「画

        • 新書『古代日本の四季ごよみ』の記憶                      

          コーヒータイム(186)「北海道の図書館」へ行こう(12)…「伝える言葉」「伝わる言葉」‥『中公新書』2作目の記憶               藤井 一二 「古代の人々は季節の訪れにどんなに敏感だったか。季節に合わせてどのように活動したのか。‥季節の訪れを告げるのは花や鳥、風邪の肌ざわり、空模様などだ。当時の人たちはそれらに対してとても注意深く、いつも五感をはたらかせていた。 季節の訪れに敏感だったのは、来るべき生活の準備をしないといけなかったからだという。‥気候を人工的につ

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        藤井一二 著作目録:シルクロードと大伴家持の時代

          北陸新幹線で金沢の図書館へ行こう

          WEB通信 コーヒータイム‥「金沢の図書館」へ  藤井 一二                                        新しい石川県立図書館は、2022年7月開館。地上4階・地下1階。金沢市小立野2丁目に位置。蔵書数100余万冊。開架約30万冊。閲覧席500席。収蔵能力約200万冊‥という(WEBサイト)。館内にカフェもある。 私には縁の深い地であり、先日、久しぶりに自著を検索した。新刊を含む書籍とともに報告書や地域密着の論文も所蔵するのを知った。 新

          北陸新幹線で金沢の図書館へ行こう

          コーヒータイム(183)中公新書の記憶

          北海道の図書館へ行こう(11) オホーツク・網走の大学図書館北海道網走市に東京農業大学生物産業学部のオホーツクキャンパスがある。この図書館に2004年発行の中公新書ワイド版「古代史を発掘するシリーズ」が揃う。 私の『古代日本の四季ごよみ―旧暦にみる生活カレンダ―』もそこに含まれる。A5版の赤表紙本を架蔵する図書館は北海道で当館のみ。東京農業大学オホーツクキャンパスが網走市にあることを初めて知った。 同書は、旧暦からのまなざし(序章)・村の四季・季節と万葉びと・宮廷と貴族の

          コーヒータイム(183)中公新書の記憶

          WEBハガキ・10月11 日

          冬が来る前に、もう一度「渋谿」の海を眺めたい‥

          北海道の図書館へ行こう(6)

          コーヒータイム(176)「北海道の図書館」へ行こう(6)‥FBから   検索サイト「カーリル」が、北海道網走郡大空町にある《女満別図書館》の架蔵する新書を知らせてくれた。 図書館の名を「めまんべつ」。JR北海道の石北本線・女満別駅に併設する。 ホームページをみると、童話に登場してきそうな建物。1階のロビー横に喫茶店、2階に多目的ホールとステージもある‥。 近くに女満別空港、新千歳空港からのアクセスも便利‥だと。 私には、札幌発ー網走行き、乗り換えなしの「オホーツク1号」、所

          新著『万葉社会史の研究』への思い

          コーヒータイム(162)から‥振り返ること、思い描くこと(1) 「万葉の世紀」三部作が完結しました。 一冊目『初期荘園史の研究』から38年、二冊目『東大寺開田図の研究』から27年目。中公新書『大伴家持』の刊行から数えて7年目となります。 新刊『万葉社会史の研究』(塙書房)の「後章ーあゆみと執筆」に以下の一文を記してあります。 「本書は、私自身が〈記録に残したい論文〉を収載したにすぎないのであるが、それは画家が晩年の回顧展に初期の作品を含めて展示し、その画集を刊行するのに似

          新著『万葉社会史の研究』への思い

          「南の島の図書館」へ行こう

          コーヒータイム(169)「南の島の図書館」へ行こう Ⅳ  WEB「カーリル」で、南の島の図書館に「天平の3部作」が入っていることを知った。 ○『大伴家持』宮古島市立図書館・琉球大学図書館・沖縄市立図書館・沖縄国際大学図書館・沖縄大学図書館・那覇市立図書館           ○『古代日本の四季ごよみ』豊見城市立図書館・名桜大学図書館 ○『和同開珎』沖縄県立図書館・うるま市立図書館・糸満市立図書館   羽田ー那覇間の空路、片道約2時間40分。 南の島々へのアクセスと地誌に関

          南と北の「図書館」へ行こう

          コーヒータイム(170) 「北海道の図書館」へ行こう 検索サイト「カーリル」から、北海道の図書館における自著の架蔵状況を知った。 新書『和同開珎』『古代日本の四季ごよみ』『大伴家持』の普及の様子から、旅したことがない北の街‥大空・遠軽・清水・長万部などの町立図書館に関心を抱いた‥。「南の島の図書館」行きへの夢と共に、今度は北海道:紋別―遠軽―北見―大空町ゆきの「図書館巡り」も楽しみな計画となってきた。そして、北海道の地理が少し詳しくなった‥。 ※各画像は、クリック・拡大し

          新刊『万葉社会史の研究』塙書房  

          新刊『万葉社会史の研究』塙書房  

          「画像で語る・シルクロードと大伴家持の時代」WEB版+紙媒体へ

          2013年9月、西安市で開催の「敦煌楽舞国際学術検討会」において発表して以来、2018年に軽井沢(町立図書館)、2019に再び西安市(西安音楽学院主催)、2021年に太宰府市(筑紫女学園大学)、2022年に魚津市(市立図書館)、2023年に富山市(高志の国文学館)の各講座で活用したPP「東アジアの大交流時代ー大伴家持の活動した時代」図が漸く完成した。本図の編集に10年の歳月が刻まれている。今夏、上記の交流図を活用して「万葉世紀の新たな物語」を描きたいと思っている。 山上憶良

          「画像で語る・シルクロードと大伴家持の時代」WEB版+紙媒体へ

           藤井一二著                   『万葉社会史の研究』塙書房      5月20日刊「万葉の世紀」Ⅲ部作の完結     

           藤井一二著                   『万葉社会史の研究』塙書房      5月20日刊「万葉の世紀」Ⅲ部作の完結     

          「万葉の世紀」Ⅲ部作の完結

          コーヒータイム(123) 皐月、新たなスタートへ‥   指で数えられないほどの歳月を要した著作がまとまり、私の「万葉の世紀」3部作=『初期荘園史の研究』『東大寺開田図の研究』『万葉社会史の研究』が完結する(5月20日発売)。  並行し執筆してきた中公新書「天平の時代」3部作『和同開珎』『古代日本の四季ごよみ』『大伴家持』も完結した。いま、折々に出会えた編集者との縁を懐かしく思い起こしている。  

            東アジアの交流と文化遺産

                        ニューズレター35号