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【トイポ創業秘話】仲間と過ごす時間が原点。村岡CEOが語る軌跡と活気溢れる社会のつくり方
皆さんこんにちは。トイポ採用広報です!
本日は、代表取締役CEO村岡のインタビューをお届けします。幼少期の環境がどのように価値観を形成し「起業」という道を切り拓いたのか。そして現在進めている「toypo」の事業構想が、社会に新たな価値をどう創出しようとしているのか—— 挑戦と成長の軌跡を、ぜひご覧ください!
※この記事は2024年11月時点の情報です
幼少期の環境で、常に “意思決定” していた。
—— まずは創業以前の村岡さんについて詳しくお聞かせいただきたいです!経営者までの道のりに一番大きく影響している時期などはあったのでしょうか?
生い立ちの中で価値観が形成されていった方が大きいかもしれません。福岡県の筑豊という田舎で育ち、父は会社経営者で、スーパーにカプセルおもちゃを設置する事業をしていました。ただ家庭環境は複雑で、両親が離婚した後すぐに母が交通事故でほぼ寝たきりの状態となってしまい、僕を育ててくれたのは祖母。父とは週に1度会う関係でした。
—— 家庭環境の中で、どのような価値観が形成されたのでしょうか?
祖母は保守的な価値観の持ち主である一方で、父の生き方は本当に自由人。幼い頃からこのように対照的な価値観の中で育ったため、自分自身でどう生きるべきかを常に考え、選択する必要があったんです。
なので、何事も「自分で決めたい」という価値観は早い段階から芽生えていました。
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あとは、父親が経営者だったこともあり、仕事のついでのような形で東南アジアなどに連れて行ってくれた経験も多かったんです。田舎育ちの僕は周りに同じような体験をしてる友達がおらず、自分が特別だと思い込んでいましたね(笑)。
「普通の人生はつまらない」「ワクワクした挑戦がしたい」という意識が徐々に芽生えていったと思います。
挫折から起業を決心。責任を取れる人生へ
—— その後、高校や大学時代はどのような生活を送られていたのですか?
高校では好きな女の子ができたことをきっかけに猛勉強し、東京大学を目指しました。
その子に2度振られてしまった(笑)経験から、何か自分の武器になるものを見つけたかったということで自分の意思で学問に振り切りました。
でも、そう上手くいかないもんで、結果は不合格……。その後も予備校に通いましたが、次第に遊びに夢中になり、フリーター生活を送るようになっていました。
—— 東大を目指したのもすごいですが、不合格だったダメージは大きかったのですかね。
東大以外にも合格した大学は複数ありましたが、東大を目指していたので “なんか違うな” という感じで。燃え尽きてしまった感覚に近いですね。同時に、約1年全力投球して惜しいところまでいけたこの経験から「自分はちょっと頑張れば何でもできる」とも思い込んでいました。
全てのことに「本気を出せばどうにかなるだろう」と楽観的で、だからこそ何事にも本気になれないという期間があったんです。
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—— そんな中、なぜ起業を目指すようになったのでしょうか?
20歳の時、親族間で母のお金を巡るトラブルが起きたんですよね。そのとき僕はフリーターで定着した仕事も肩書もなく、弁護士から軽んじられる経験をしました。そこではじめて、自分が思っている「できる自分」と世間が見る「フリーターの自分」のギャップに大きなショックを受けたんです。
このままでは一生悔しい思いをすると痛感し、自分で責任を取れる人生を歩むことを決意しました。それが起業を目指した大きなきっかけですね。
紆余曲折を経て気づいた、ワクワクできる事業構想とは。
—— 起業に向けて、最初にどのようなことを考えたのですか?
はじめは何から初めていいのかが分からず、ダイナミックな金額が動く不動産事業を検討し、仲間と一緒に宅建資格の勉強をスタートしました。現在のエンジニアも含めた4人で勉強し、自分が合格前なのに講習会を開いたりして全力コミットしたら全員が難関資格を獲得できたんです。
でも、実際にやってみたところ全くワクワクできず、すぐに「これじゃない」と感じました。
まず、自分が楽しめること、長く続けられることを軸にもう一度どの事業で勝負するかを考えたときに、幼少期から人とコミュニケーションを取ることや仲間と一緒に過ごす時間が大好きだったので「リアルな場を盛り上げるサービスを作りたい」と思ったんです。
—— そこから現在の「toypo」の事業構想につながるのですね。どのようにサービスを作り上げたのですか?
仲間と過ごす時間が多い中で、自分たちが好きなお店がかなりアナログであることに着目しました。こういったお店に通いやすくするシステムを開発して、同時に自分たちの生活圏も便利にしたいという構想からスタートし、創業したんです。
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最初は、居酒屋を間借りしてランチ営業をし、自分たちのアイデアをテストする場を作ったりもしていました。実際にサービスを使ってもらいながら改良を重ねる日々でしたね。
—— 当時の苦労はどんなものでしたか?
もう苦戦の連続です(笑)。資本金は一瞬で底をつき、最初の2年間はほとんど成果が出ませんでした。今思えば、飲食店でバイトをしながら運営資金を稼ぎ、もっと効率的にやれば良かったと思うこともあるのですが……。
当時は何も知らない状態で必死だったので、本当に遠回りしたなと思っています。
「世の中のオフラインを盛り上げる。」トイポが目指すもの
——「toypo」サービスの特徴や目指しているものを教えてください!
現在は、飲食店やアミューズメント施設向けの販促ツールや顧客管理ツールを中心に展開しています。ただ、僕たちが目指しているのは、単なるリピーター増加のためのツールではなく、データ活用からマーケティング支援をできるようなプラットフォームです。
「toypo」を導入する事業者が得られるデータを活用して、地域に適したマーケティング施策を提案したり、利用者の行動傾向に基づいた新しい価値を提供したりしていけるようなサービスにしていきたいと考えています。
—— 村岡代表は、どのようなビジョンを描いていますか?
5年後には、日本全国で日常的に利用されるサービスにしたいと考えています。
現時点では、アナログな販促カードをデジタル化や店舗運営の効率化で店舗利用の障壁を減らすことと、店舗ごとのランキング機能を導入し、ユーザーが通うことにワクワクする仕組みを作ることで、店舗利用の楽しさを増やすこと。
この2つが実現するように手掛けています。
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—— 具体的にはどのようなアップデートを計画していますか?
店舗や地域を回遊できるような仕組みを導入する構想があります。
単にチェックインするだけでポイントが貯まる仕組みではなく、ミッション形式にしたり、友人や周囲の人と協力や競争できたりすることで、ゲーム感覚で楽しんでもらえる仕掛けを作りたいです。
さらに、貯めたポイントで地域限定のイベントに参加できるなど「外出することが楽しい」と思える体験を提供することを目指しています。
“将来なりたい自分”の解像度 が高ければ、突っ走れる環境。
—— 採用強化中の現在、率直にどのような方と一緒に働きたいと思いますか?
明確なキャリアビジョンや夢を持っているような、将来自身がなりたい人物像の解像度が高く、強い当事者意識を持って行動できる方と働きたいですね。現状の自分を客観的に把握し、そのギャップを埋めるために具体的な行動が取れる方だと理想的です。
採用においては「自分がやりたいことはこれです。トイポでは実現できる環境ですか?」といった主体的な姿勢で向き合える方だと、お互いにワクワクしながら成長できると思っています。
—— どのような方が評価され、活躍できる環境なのでしょうか?
「これやりたい」「こうなりたい」 という想いを自ら形にできる方であれば、どんどん登用していくというのがトイポのスタイルです。「リーダー」という肩書きがあるからマネジメントをするというのではなく、今いる場所からリーダーシップを発揮した人からリーダーになっていきます。
メンバーとしての採用であっても、能力や評価に応じてどんどん新しいことにチャレンジしてほしいんです。
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—— スピード感のある変化や挑戦にワクワクできる方には最適ですよね!
そうですね。これまでも、成果を出しているメンバーには地方銀行や株主との面談に同席してもらったり「新しいマーケットへ提案したい」と言ってくれたメンバーには戦略立案をゼロベースから任せたりと、既存の仕事にとらわれない経験ができるチャンスはたくさん転がっています。
役員や先輩社員に迎合することなく、企業と自身の成長のために前のめりに取り組める方とお会いしたいですね。
—— 最後に、トイポへの参画を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
トイポはまだ挑戦の途中ですが「オフライン」の在り方を変え、リアルな場を活性化するために新しい仕掛けをどんどんつくっていきます。
急成長する事業、スピード感のある風土、自ら組織をつくれる環境に少しでも興味のある方はぜひお話させてください。「toypo」の未来と生き生きとした社会を、一緒につくりましょう!
まずは話を聞いてみるところから
トイポでは、リアルな場を豊かにする新しい価値を創り出し、社会を活性化させる挑戦を続けています。変化と成長のスピードが速い環境だからこそ、主体的に行動し、自分の可能性を広げたい方には最適な場所です。
「自分もその挑戦に加わりたい」「ワクワクするような未来を共に創りたい」と感じていただけた方は、ぜひカジュアル面談にお越しください。あなたが持つアイデアや熱量が、トイポの未来を形作る力になります。一緒に、ワクワクするような社会を創っていきましょう!
▼エントリーはこちらから
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会社名:株式会社トイポ
代表者:代表取締役 村岡 拓也
所在地:福岡県福岡市中央区大名2丁目6-11 Fukuoka Growth Next 3F
設立:2019年4月19日
資本金:2億8,700万円(資本準備金を含む)
Webサイト:https://toypo.me/
事業内容:アプリを活用した店舗向けリピーター集客サービス「toypo」の開発及び運営