体を動かすということ
みなさまこんにちは。
フランス認定ピラティスインストラクターのフミィです。
いきなりですが・・・
健康のために『運動』をした方がいい
ってご本人も思っていたり
そういうものだと世界の風潮もあったりで
当たり前のここと思っている方がいるかも知れません。
フミィ自身も生徒さんがよりよく身体を使えるように
ピラティスを教えていますが
健康のために一番いい『運動』ってなんだと思いますか?
根強い人気のジョギングや水泳などの有酸素運動
ウェイトや自重で行う筋肉に負荷をかけるトレーニング
クロスフィットとかもこのカテゴリーです
あとは筋肉や関節の可動域を広げるストレッチやヨガもここに入るかも知れません
ただ、ここ最近どんどん研究が進んできている
体に対する力学的な作用を調べる運動科学では
実は『運動』を推奨していないんです!!
理由は、ざっくり3つ挙げると
刺激の入り方が局地的で
1)強化される筋肉と弱いままの筋肉の差が大きくなる
2)関節に繰り返しかかる負荷の方向に多様性がなく、負担がを掛かる
3)そして圧倒的に時間が少ない
ではいったい何がいいのか?
体には『動きという栄養』を与える
体に大事なのは不可ではなく
動きの多様性と量
ということになります。
これは採集狩猟民族の頃の身体の使い方が
人間の機能を発揮するのに一番最適であった
問われるからなんです。
私たちの体はその頃から進化していないということを
聞き知っている方も多いと思います。
週にジムなどで運動している方の平均の身体を動かしている時間は
週300分なのだそうですが
(300分ってかなりすごいですが!!)
旧石器時代の採集狩猟民族は
週3000分だそうです
どうやっても敵わないですよねwww
でもよくよく調べてみると大事なのは
動きのバリエーションを増やして、新しい刺激を筋肉や関節に入れる
強さは関係なし
負荷のかかる方向も多様化する
その場で出来る動きに
少しアレンジを加えることで
無限にバリエーションを増やせます。
なるべく裸足で過ごす時間を多くするのも大切なようです
呼吸するのも大切な『動き』です
ちょっと呼吸の仕方や体勢を変えるだけで
使われる筋肉が変わり、いつもとは違う場所に刺激が入りますよね。
3000分は出来ないけど
動きのバリエーションを増やすことなら出来そうですよね!
試してみませんか?
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
BONNE JOURNEE