ー自分の『生きる』を整えるー
自分の体のポテンシャルを最大に引き出す
こんにちは。フランス公認ピラティスインストラクターのふみぃです。
それでは今日は実際に呼吸のやり方についてなんですが
そもそもなぜただの『呼吸』にやり方があるのか
以前にもお話ししたように
呼吸は自律神経系の運動であるにもかかわらず
自分の意思でも行える唯一の動きです。
そしてこの自律神経というものは
無意識状態で起こっている動きであることから
「今から心臓止めまーす!」とかできないっ!!
不安や心配があると呼吸が浅くなる
怒ると心拍数が上がる
恐怖で血管が収縮する
などなど
心の状態=感情と大いに関連しています。
心を穏やかに、いい精神状態=バランスの取れた状態にする方法は
いろいろあるのですが
呼吸を整えるのが一番手っ取り早いんです。
呼吸を丁寧に行うことで、精神が安定します。
精神が安定するということは
最高の状態で決断が下せる
ということになります。
ケンブリッジ大学の研究によると
人間は1日に3万5000回決断しているそうです。
コーヒーを飲む、飲まない。
どこのコーヒーにするか?
今お手洗いに行くか、後にするか・・・
選択肢がある限り、意識的にしろ無意識にしろ
自分で決断しています。
それを繋いで、1日を作り上げて
さらには人生が作られていく
って考えると、一つの小さな決断でも
出来るだけベストな状態で行いたいですよね。
そこで呼吸です!!
しかも、このピラティスで使うラテラル呼吸は
欲張り呼吸!!
心も穏やかにする上
骨格筋も鍛えられ、意識すればするほど
引き締まります
ぜひぜひ皆様に習得していただきたい!!
っということで
やっと本題!!
(いつも前置き長くてすみませんwww)
① 椅子に浅く座り、骨盤を立てます。
下腹部と仙骨をプレスして、お腹を薄くします。
② ここから、姿勢を崩さずに息を鼻から吐き切ります。
背中を丸めずにゆっくりと長い息を意識してみて下さい。
腹筋というとシックスパックスを作る腹直筋という表層筋の下にある
筋繊維が横向きに走っている深いところにある筋肉を感じて下さい。
体感はウェストの横がキュッと締まる感じです。
背中を丸めずに息を吐き切ると
腹横筋が収縮してきます。
③ ウェストがキュッとしまった感覚が出たら
今度は骨盤と肋骨を話すように腹直筋を長く伸ばすイメージをします。
どうですか?
内観しながらやってみて下さい。
お腹がどんどん引き伸ばされるような感じを感じてみて下さい。
この時に、背中を反って肋骨が前に開いてしまわないように
肋骨を天井にまっすぐ引き上げて
背骨が伸ばされるような感覚を見つけてみて下さい。
息を吸う方はまた明日!
BONNE JOURNEE