映画「ロストケア」の問いかけるもの。相模原やまゆり園事件と映画「月」
⚠️最初からネタバレを含みますので、ご注意しながら読み進めてください。
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断捨離をしていて押し入れから開けていない段ボールを持ち上げたら…やらかしました、ギックリ腰😭もう何回目なのよ😭痛てぇな❗泣ーッ❗
そんな訳で、横になりつつ、でも痛すぎて眠れないので(おまけに台風🌀喧しかった☔💦)
また映画を観ていました。
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日本では、65歳以上の高齢者が人口の3割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。
この問題に鋭く切り込んだ “葉真中顕” の第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。
(バナナもバトンもどっちも泣いたなぁ😭)
こちらU-NEXT
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原作はこちら「ロストケア」葉真中 顕
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「映画ロストケア」でググッたら、こんな記事を見つけたので、よろしければお読みください。
一緒に「この映画が皆さんに伝えたいこと」「この国の介護の状況について」を考えるキッカケになればと思います。
相模原のやまゆり園事件…これは忘れる事はできない衝撃的な事件でしたね。
上記「ロストケアの問いかけるもの…」の記事の中に「やまゆり園事件との3つの共通点」とあります。
神奈川県相模原市にある「津久井やまゆり園」で2016年7月、元職員の植松聖死刑囚が深夜に侵入し、入所者を次々に殺傷し、死者は19人に達しました。
現実の事件である「やまゆり園事件」と、映画『ロストケア』には、共通点がいくつかあります。
（１） 福祉サービスを舞台にした大量殺人事件であること
（２） 加害者が福祉サービスに従事する人間であること
（３） 2人とも確信犯であること
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「やまゆり園事件の犯人と『ロストケア』の犯人の違い」
この記事をお書きになった “報道局解説委員長” の神戸金史さんは記事内にもありますが、実際に植松死刑囚と面談を重ね、ドキュメンタリー番組を作ったのだそうです。
神戸さんの息子さんは先天性の自閉症や知的障害があり4歳まで意思の疎通が出来なかったそうで、それに関する植松死刑囚が放った言葉はこれです…
物凄く両極端な事を平気で言っているようですが、でも「母親の苦労」という所から私も同じ母親として、うちの息子は五体満足で生まれてきてくれて有難いけれど、それでもワンオペ育児は辛く、しんどく、孤独だったし、その頃から(正確には産後一切休んでないから出産直後からの)疲れが溜まって病気が増えていったし😔
私でさえそんな状態だったのだから、少し考えただけでも自閉症で意思の疎通ができない子供と向き合う育児がどれほど大変だった事か想像はできる😭😭😭
そう考えると白か黒かでグレーがない植松死刑囚の答えもほんの少しだけ納得してしまう。
「かけた労力とつりあっていない」この言葉が全てを語っている。
でもだからって、この国の法律は安楽死を認めていない。
以前、息子が言っていた事がある。
👦「俺、金が溜まったらオランダに行く」
👩「え！私も死ぬまでにオランダ行ってみたい！本場の風車見てみたい❣️」
👦「俺は観光で行くんじゃないよ？オランダなら安楽死できるから行きたいんだよ。生きてるのに疲れたらオランダに行く」
👩「･･････」
今年に入ってから、そんな親子の会話がありました。
鬼残業だし頻繁に出張もあるしの毎日に疲れ果ててるんだろうなぁ。
優良企業なんだけど、人が少なくて仕事量半端ないから👹鬼残業になっちゃうだよね💦
おまけに＋資格試験の勉強もしろとか本当の鬼👹💦
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話が横道逸れましたが🙇♀️
元に戻すと、この国では安楽死は認められていないのです。
だから植松死刑囚が言うように安楽死させるべきだったは有り得ないわけです。
安楽死が認められている国は3カ国。
オランダ、ベルギー、ルクセンブルク。
って知るとオランダへの夢が散る…
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(記事内より抜粋)
例えば、植松死刑囚は話してみると本当に浅はかで、「障害者なんて生きている価値がない。いなくなれば税金もかからない」と、思いついたことに一人で盛り上がってしまって事件を起こしたという感じでした。
浮いた税金で報奨金をもらい、いずれ釈放してもらう、なんてことも考えていました。
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植松、単なる馬鹿とは違うのかと少しだけ思っちゃったけど、やっぱり単なる馬鹿だった。何が「報奨金」だよ💢さっさと死刑実行されろ💢
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(記事内より抜粋)
ありえないです。福祉の知識もほんとうに薄っぺらで、話をしてみて、本当に福祉施設の職員だったのか、とも思いました。
しかし、映画で松山ケンイチさんが演じる犯人は、介護に打ち込んでいて、周囲から一目も二目も置かれています。つまりプロなんです。そして、障害者を勝手に殺していった植松死刑囚とは違って、老いと病いとに苦しむ高齢者から「殺してくれ」という声も聞き、あえて手をかけてしまう。
全部の殺人が全部そうではないという気もしましたが、確かにそういうシーンはありました。つまり、障害者を勝手に殺していった植松死刑囚の差別の心とは違って、映画『ロストケア』は安楽死や尊厳死に関わる話なのです。
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松山ケンイチ演じる介護士でありながら、42人を殺めた「殺人犯・斯波宗典」が「検事・大友秀美」役の長澤まさみに鋭く問い詰めるシーンが物凄く印象的でした❗
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斯波「僕は父を救いました」
(脳梗塞の症状を見事に演じきった斯波の父親役：柄本明もいつもながら凄すぎる😭
私のダメ父も脳梗塞をやって右半身不随だったから柄本明を観てたら、その頃の父親の姿そっくりすぎて、めっちゃ思い出した😭しんど。)
斯波から父親を殺害した一部始終を聞き、
大友「今の話が本当ならあなたの父親に対する殺人は嘱託殺人。普通の殺人罪より罪が軽くなります。酌むべき事情がある。何故その後、何人もの命を奪ったりしたんです」
斯波「バレなかったからですよ」
警察と共に検死に来た医師が「心不全」と診断する。
斯波「運命のようなものを感じました。僕が見逃されたのはきっと、やるべき事があるからだと。ケアセンターでの仕事を通して、僕はたくさんの父と、たくさんの僕に出会いました。暗い穴の底で、愛情と負担の狭間で、もがき苦しんでいる人がたくさんいました。世の中はそんな人達に手を差し伸べるどころか、自己責任だなんだと自分達の勝手な理屈を振りかざして更に追い詰めている」
大友「あなたがやった事は自分勝手な誤った正義感に基づいた殺人です。第三者のあなたが他人の人生の決着をつける権利などありません」
斯波「僕はかつての自分が誰かにして欲しかった事をしただけです」
斯波はクリスチャンでした。
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斯波「あなたは僕の父のような状態になっても生きていたいですか？」
大友「救いも尊厳も生きていてこそのものです。あなたはただ全てを投げ出して諦めただけです！」
斯波「あなただって同じじゃないですか。僕が人殺しなら、あなたも人殺しだ。あなたは僕を死刑にする為にこうして取り調べをしている」
大友「個人の人殺しと法システムによる死刑は全く別です！」
斯波「人が人を殺すのは悪。国が人を殺すのは正義。まるで戦争の理屈ですね」
大友「話をすり替えないで！」
斯波「僕個人が殺すのも国が殺すのも人の命に変わりはない。寧ろ正義は僕にあると思いませんか？僕の殺人は “救い” だったんですから」
大友「あなたがやった事に正義などない！」
斯波「安全地帯にいるあなたには穴の底で苦しむ人達の気持ちは分からない。あなたは目の前で溺れてる人がいても救わないんですか？あなたの親が僕の父のようになっても同じ事が言えますか？」
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この台詞の後の “自分にキレる” 大友役、長澤まさみの迫真の演技が凄すぎた❗
何故、大友がここでキレたのかは映画を観て、ご確認ください。
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結論から言うと斯波と大友が “類友” だったからなんですが😭
冒頭シーンで、大友の父親がゴミの溢れた部屋で孤独死していて、大友がタクシーで現場に駆けつけ、その臭いをマフラーで塞ぐシーンがある。
私が住むアパートのお隣さんも先月、孤独死している事が発覚し、ご遺体こそ見ていないけれど、私もその異臭を嗅いでしまった為、それ以来、心身共に病んでいて、ろくに食事が取れてない。
油断するとすぐ嘔吐下痢になってしまうし、隣と隣接している部屋では6月頃から去年まで見なかった虫も出ていて😭おじいちゃんの孤独死との関連までは調べてないから分からないけど、猫達がジーッと見つめている先には必ずいるので毎日のように虫退治をする日々。気持ち悪い😭
なんで、私がこんな目にならなきゃなんないの💢
初めこそ、孤独死したおじいちゃんを気の毒に思って。
数ヶ月前からポストがパンパンで、なんかおかしいと思って、そこに市役所からの封筒が見えたから市役所には連絡していたけど、管理会社とか警察には連絡してなくて…と言うか、こういう場合、ご近所さんの事にどこまで関与していいのか分からなかったし、私も具合が悪すぎて人の事どころじゃなかったし💦
そしたら管理会社から市役所は半年もおじいちゃんに会えてなかった！って聞いて、ホンットにお役所仕事ってどうしようもねーな💢と思った次第。
詳しくはこちら⬇️
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「ロストケア」の中でもサラッと生活保護を断られるシーンがあるんだけど、あれも本当だから。でも生活保護は1回断られたからって諦めなくていい。
窓口の担当次第では理解がある人なら受けてくれる可能性もある。条件がきちんと揃ってればの話だけどね。
後は誰か同伴してくれる人を探して一緒に窓口に行くのも手！
地域の民生委員さんが一緒に来てくれたら完璧！
生活保護ってそういうシステムなので。
よく文句言ってるけど、税金を払った事のない&帰化もしていない在住外国人にまで生活保護を与えてるお人好し？はいつまで続けるのか？国に問いたいよねー💢
それが無くなれば、どんだけ保護費が増える事か…(いや増えないか。上級国民だけが得するんだろな、どうせ)
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映画「ロストケア」ではなく、
実際に “やまゆり園事件” を元に描かれた原作本と映画がありました。
最近パッタリと映画館に行けてないので全然知らなかった…
「月」辺見庸(ジャーナリストさんだそうです)
また “いっそん” だよぉ😭
こんな恐ろしい役までやって❗もぅー泣くわ😭😭😭
いっそん、ずっと映画に出っぱなしだけど、ちゃんと休めてるのかな💦メンタル含め心配になる🥲
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(予告編YouTubeより)
「俺ね、今夜、障害者達を殺すよ。この国の平和の為にさ」
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😭😭😭😭😭😭😭
いっそん辛かっただろうな「植松」を演じるだなんて😭😭😭
その前の宮沢りえちゃんの台詞もかなりしんどい😭
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「大変に決まってるでしょ❗会話できない人を相手にしてるんだから❗」
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😭😭😭😭😭😭😭
私も父親の介護をしていたし、医療事務でデイケアのある内科に勤務していた事もあるから分かりみすぎて辛い😭
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原作は、実際の障害者殺傷事件(やまゆり園事件)をモチーフにした辺見庸による「月」
この問題作に挑戦したのは、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける映画監督、石井裕也。
そしてそこに集まった出演者たちも並々ならぬ覚悟で本作へ挑んだ。
主人公・洋子を演じる宮沢りえの鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリジョーの包容力とどことなく漂う諦め。
施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂ふみは自我とプライドと闘い、そして「命」を裁こうとする“さとくん”に磯村勇斗が挑み、本作は「狂気」と一言で裁くことのできない問いを突きつける。
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【物語】
深い森の奥にある重度障害者施設。
ここで新しく働くことになった堂島洋子（宮沢りえ）は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平（オダギリジョー）と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。
施設職員の同僚には作家を目指す陽子（二階堂ふみ）や、絵の好きな青年さとくん（磯村勇斗）らがいた。
そしてもうひとつの出会いーー洋子と生年月日が一緒の入所者、“きーちゃん”。光の届かない部屋で、ベッドに横たわったまま動かない“きーちゃん”のことを、洋子はどこか他人に思えず親身になっていく。
しかしこの職場は決して楽園ではない。
洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにする。そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだ。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく――。
そして、その日はついにやってくる。
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配信が始まったら観てみたいと思います…
本当の障害者の皆さんと撮影に臨んだとの事で、ロストケアよりより一層、現実的に表現された映画なのだと思われます。
ちょっと怖いな…
そりゃこんなしんどい作品…サラッと簡単には受け入れられないよね😔
役者の皆さん本当に凄いし、やり切って素晴らしいと思う。
オダギリジョーがとてもいい事を言っていて、
「重いものを受け取って帰る映画も必要」
「世に問うというか、ちゃんと皆でしっかり1回止まって考えようよという映画の方に興味があって参加したいと思ってる」
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面白い！楽しい！そんな映画ばかりではなくて、たまには社会的な問題点をじっくり考えるキッカケになる映画も観てはいかがでしょうか？
私も嫌いじゃないので、こういう熱意のある役者さん達が作った作品は必ず観たいと思うのです。絶対為になるから。
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今日の1曲 ： 映画【ロストケア】主題歌
森山直太朗「さもありなん」
泣ける(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)直太朗！ありがと〜！
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さて、話は全然変わりますが。
【地面師たち】の記事にたくさんのアクセス&スキをいただきありがとうございます♡(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)✨
また一気にグン⤴とアクセス数が増えている事から感謝の気持ちを込めて【地面師たち】のキャストの中で人気NO.1のトヨエツ様のまじでめっちゃ凄いオフショットをこの記事を見に来た人にだけチラ見せしちゃいます🤭ふふ🩵✨
鎌倉のとある海岸でサーフィンする前かな？のトヨエツ様の素敵すぎる笑顔です💖😍
私のフォロワーさん、トヨエツとサーフィン友達とか凄ない？羨ま✨
大切なお写真なので🤫
では、最後までお読みいただきました皆様
ありがとうございます(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)✨
なかなかマガジンの方を書き進められていなく、ドラマや映画の感想文ばかり書いてますが🙏💦
宜しければ次の記事も読みにいらしてください😊
台風🌀過ぎ去ってくれた様ですね☀
被害は少なくて済んだでしょうか。
弱ってて体力が落ちている私は先日外出先で熱中症になりました。
本当に危ない暑さがまだ続いているので、皆様も水分補給をしっかりして気をつけてお過ごしください🍉✨
今年スイカ食べてないな。笑