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半身浴の効果

得られる効果について

半身浴で得られる効果
半身浴をすると、体の芯まで温まって、汗が出やすくなります。 じっくり温まってたっぷり汗をかくと、体の老廃物が排出されやすくなり、デトックス効果が期待できるでしょう。 汗をたくさんかくと、体の余分な水分も排出されて、むくみが取れやすくなります。

半身浴にはカロリー消費量をアップさせる効果が期待できます。 花王と北海道大学の研究によると、1回の半身浴で平均約50kcalのエネルギーを消費(軽い歩行運動に相当)することが分かりました。 また半身浴の継続により、基礎代謝量が1日当たり200kcal(軽いジョギング20分程度)増加するという結果も得られています。

半身浴と全身浴について

ダイエット目的の「半身浴」がありますが、健康な方には、全身浴をオススメします。 なぜなら、半身浴で長くお風呂に入って汗をかいても、ダイエット効果はほとんどなく、むしろ全身浴の方が、カロリーを消費できるからです。 また、肩こりや頭痛持ちの方も、体が温まりやすく、血流がよくなるので全身浴の方が効果があります。

半身浴はみぞおちの辺りから下をお湯に浸かる入浴方法です。 半身浴をすると、美肌効果・ダイエット効果・むくみ改善などの効果が期待できます。 半身浴の適温は浴室が26~28℃、お湯が38~40℃です。 入浴の30分前には水分補給をして、半身浴中と半身浴後に飲む常温の水もしくはミネラルウォーターも用意します。

何分について

代謝を上げるなら20分程度

半身浴をして体温が上がると、代謝が上がり痩せやすい体になるといわれています。 代謝を高めるには、体を芯から温める必要があるので、20分程度半身浴をすると良いでしょう。 代謝が高まると、ダイエット効果にもつながっていきます。

消費カロリーについて

通常の半身浴や全身浴は30分行って、やっと85〜95キロカロリー消費できる計算なので倍以上のカロリー消費が可能ということになります。

週に何回について

また、半身浴には基礎代謝を高める効果があります。 花王と北海道大学の共同研究である「半身浴による生理変化」[1]によると、週3回30分の半身浴を4週間継続することで、安静時のエネルギー消費量が1日あたり平均約200kcal増加したとのことです。

半身浴のいい人について

「半身浴」は全身浴ほど水圧がかからない分、身体への負荷が少ないのがメリットです。 心臓や肺が弱い人や、高血圧の人は半身浴がおすすめです。 足のむくみを緩和するためには、ある程度の時間は血行が良い状態をキープしなければなりません。

半身浴でダイエットは間違い!

普通にお風呂につかっただけではカロリーは10~20kcal程度しか消費されません。 入浴中に汗をかき、“痩せている感“があるかもしれませんが、これは体内から一時的に水分が減っただけなので、浴後の水分補給で元に戻ってしまいます。

お風呂とサウナについて

お風呂はリラックス効果があり、血行促進やむくみ改善に役立ちますが、消費カロリーの面で見ると、サウナが勝ります。 お風呂で消費されるカロリーは、38〜40度の湯船に20〜30分浸かっても約100キロカロリー程度です。

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